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#22茶室と日本庭園【北浦和】

美術館を見た後は、北浦和公園全体を回ってみました。

公園全体の案内図

美術館正面の噴水にまず目を奪われます。
上野公園とまではいきませんが、その50分の1位?

右に見えるのがサキソフォン「風の中で」西野康造(1988、2003~2004)

こじんまりしていてほっとできそうな場所でした。
中でも噴水にあるサキソフォンが際立ってます。
人工物以外にも、自然の木々にも癒されます〜♡

やっぱり芝生が多いとこより、樹木がある方が夏は涼しくて良い!
個人的好みで、、、この木の根っこの形、凄いと思いませんか?

奥のほうに進んでいくと、これまたこじんまりとした日本庭園があります。

一つ一つの石の模様をじっくり見るのも楽しいかも

公園の池にはつきものの亀の姿も・・・

あまり池の水は綺麗とはいえませんが…

全体のデザイン(設計)は素敵

駅方向に戻ると「恭慶館」という日本家屋の建物があります。

裏口です
街ではすっかり見かけることがなくなった木の塀

やはり日本家屋と日本庭園には木があってますね!

ここは、さいたま市が建てたコミュニティセンター。
名前の由来は、渋沢栄一が名付けた大正
5年に開館した浦和町公会堂からこの名称を受け継いでいるようです。
茶道や華道・俳句をはじめとする文芸活動のほか、着付けや香道などに利用されています。

無料で見学できます
門から家屋までのこのエクステリアがいいですね

この日は誰も使用している人もなく、スタッフの人が中を案内してくれました。

玄関を上って正面の壁にある、目を引く装飾

建物自体は平成11年に建てられているので歴史的な価値はありませんが、見ごたえはありました。
特にお茶の事など私は全くわからないので、そういった説明も詳しくしてもらえます。

待合室のようです
窓の外の風景が全部見えるより、落ち着きますね
確か6畳だと思いますが、広いほうの茶室
廊下も全てたたみ敷き
やっぱり畳ってなんか落ち着く〜
廊下から見える中庭の風景
3畳間の茶室
「にじり口」ここから頭を低くしてお客様が入ってきます
飛び石の設計も小堀遠州や古田織部など流派があるようです
茶室の奥にある水屋
お茶の準備をする部屋のようです

利休が出てくる歴史漫画「へうげもの」を読んでいたので、なおさら茶室は興味深かったです
でも茶室の作りについてはよくわからなかったので、ネットで調べてみました。

“廊下も畳敷きになっているのですね“
と話すと、スタッフの方が
畳の目は64目あり、座る場所や道具を置く場所が決まっている”
とのこと。

茶道の心得が全くない私はよく意味がわからず、気になったのでネットで調べてみるとこんなサイトが

畳の目がガイドの役割をしているようです。
いや〜、驚き!!
茶道は侘び寂びを追求するするだけでなく、いかに見た目を美しく見せるかということへのこだわり、実に奥が深い

もちろん茶道だけでなく、華道や武士道も調べていけば突き詰めるところ「日本人の美学」につながるのでしょうね。
まずは形から入ることが基本とは思いますが、形ばかりに捉われることなく1番大事な「心の美しさ」も忘れないようにしたいです。

築23年経っていますがとてもきれいに使われています
玄関の外から見た庭
公園の外側から撮影した公民館入り口の門

恭慶館を後にして公園の外に出てみると、何やら立派な柱が目に付きました。これも昔の名残のようですね。

浦和高校は偏差値74の埼玉きっての進学校

西洋と東洋の美しさがコラボされた北浦和公園。
観光地が少ない埼玉ですが、お勧めのスポットがまた
1つ見つかりました

今回の総括

歩いた歩数 9535歩
美術館のランチは痛い出費だったが、空いている時間帯にゆったりとランチを食べられたので良かったかな?
反省点…ちょっとおしゃれな格好をしてしまったため、スニーカーではなく普段履き慣れない靴で足が痛くなってしまった(涙)
感想…最近行った中ではかなりテンション上がって楽しかった⤴️
特に建物!

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