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知ってください!国産青パパイヤのこと

青パパイヤとは

私が国産青パパイヤに出会ったのはもう5年以上前になります。
千葉県君津市の農業法人が開墾した山の中で栽培を始めたのを見て驚いたことを覚えてます。

パパイヤと聞いて皆さんはどんなものをイメージしますか?
黄色いフルーツ、南国特有のフルーツといったところでしょうか。

その通りなんですが、日本の気候では黄色く熟しても甘くならないそうです。
つまりフルーツとしては成立しないということです。

そのため、日本では熟す前の青いうちに収穫されて、野菜として食されています。
沖縄では炒め物のイリチーやシリシリで食べられています。
タイ料理ではサラダのソムタムという料理は聞いたことありませんか?

青パパイヤ自体はあまり味がなく、個人的なイメージとしては大根や瓜に近い感じでしょうか。
サラダとしてはシャキシャキ食感が楽しめ、煮ると味がよく染み込みます。

青パパイヤ栽培が広まっている理由

この青パパイヤの栽培が日本各地で広がりつつあることをご存知でしょうか?

その大きな理由は2つ考えられます。
1つは、品種改良により日本の気候でも十分育つようになり、しかも栽培している間虫や獣の被害を受けないという栽培に関する理由。
もう1つは、青パパイヤが体にいいということが大きいと思います。

青パパイヤは昔から沖縄やタイ、ベトナムなどでは健康長寿の野菜として庭先に植えられ重宝されているようです。沖縄ではその健康効果から「万寿瓜」という別名もあります。
パパイヤはメディカルフルーツとも呼ばれ、健康効果に関する様々な研究が進んでいます。

特に酵素とポリフェノール、ビタミンCが豊富で、中でも酵素については「酵素の王様」と呼ばれるほどです。
パパイヤの酵素は、タンパク質、糖質、脂質という三大栄養素を分解することができます。

専門家ではないので、専門的なことはここでは避けますが、この青パパイヤの特長を多くの方に知ってもらい、青パパイヤを日常生活に取り入れてもらいたいと思っています。

青パパイヤへの思い

私は福島県いわき市で食品のプロデュース、流通事業を手掛けています。
いわき市にはスパリゾートハワイアンズがあり、ハワイや南国のイメージでシティプロモーションを行ってます。

「青パパイヤの栽培をいわき市で広げたい。そしていつか健康寿命が長い市として有名にしたい。」
そんなふうに考え始めたのは今から1年半ほど前です。

そのためには青パパイヤの加工品を広めるところから始めようということで、「マンゴーとパパイヤのハワイアンソース」を発売しました。
これはトロピカルなイメージで、フルーティーさと酸味のバランスが良く、サラダのドレッシングのほか、白身魚や揚げ物のソースとしても使える商品です。

次なる新商品は…

それから次の新商品開発に着手したのは約1年前です。
青パパイヤを乾燥して粉末にして何かできないか検討を進めました。

青汁や粉末スムージーの方向で進めましたが、競合品が多すぎ、その中でどのように打ち出したらいいか悩み、方向転換することにしました。

それは、青パパイヤの酵素の力を活かして、お肉をやわらかくすることができるという特長を売りにしたものです。
焼肉のたれ、ソースも検討しましたが、目をつけたのは「スパイス」です。

実際に安いお肉を買ってきてはテストを繰り返し、硬いお肉でもやわらかくジューシーになることを実感できました。(元々やわらかい肉は変わりませんでしたが…)
そしてスパイスの専門メーカーと出会い、試作を繰り返し、ガーリックと黒胡椒をベースに、唐辛子の辛味も加えて、やみつきになる最高の味に仕上がりました。

焼肉以外にも、野菜炒めやゴーヤチャンプルーなどの炒め物の味付け、フライドポテトに振りかけたり、サラダにオリーブオイルを垂らしてそこに振りかけたり、スナック菓子の味変にも使えます。

とにかく今はこの新商品を世に出すことが楽しみです。9月中旬発売予定です。

うちの会社としてできることは、青パパイヤの商品を開発し、世の中に提案していくことで認知度を高めていくことです。

まだまだ取り組みは始まったばかりです。ぜひ国産青パパイヤについてお見知り置きください(笑)

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