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【1】勇者さまっ!出番です!!(スタート)

これは、選択肢によって展開が変わる「なんちゃってゲームブック風物語」です。選択肢が現れたら、クリックして次の物語にジャンプしてください。
▶ 2024年5月2日…バグ修正しました…
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ぼうけんのはじまり

緑と水と光が溢れる豊穣の地、エーデルムート王国。

心優しき王が治めるその国は、穏やかで、争いもなく、国民はみな力を合わせ平和な日々を送っていた。

だが…ある日、王国に邪悪な影が忍び寄った。

最果ての国、ヘレンクヴァール王国の魔王・ブランドールが、エーデルムート王国に襲撃してきたのだ。

国民は慣れないながらも対抗し、城を守り抜いた。だが、家や畑は焼き払われ、人々は傷ついた。

また無残に変わりはてた城下町と国民の姿を見た王はひどく心を痛め、それがもとで病に臥せってしまった。

王は大臣たちに、国民たちに再び平和な生活をしてもらえるよう指示をした。大臣たちは緊急会議を開き、平和維持のための予算を確保、急ぎ「国防対策」を実施することにした。


受付嬢
「…といういきさつで依頼の出てる求人の案件なんですが…勇者様、この国のお仕事どうでしょうか?」


ハロワ神殿で、あらたな伝説を歴史に刻むべくクエスト(依頼)を探していた勇者は、ひさびさに骨のある内容にわくわくしていた。

勇者
「魔王をやっつけりゃいんだろ?やるぜ」

受付嬢
「あ、あの…先方のご希望はあくまで【平和維持】【国防】で【魔王討伐】ではないので、勇者様の条件にございました【伝説を更新】というご希望には添えないかもしれないのですが…」

勇者
「何言ってんだ【魔王討伐】すれば【平和維持】できて、【伝説を更新】の目的も達成できるんだから問題ないだろう?あとは先方の話もきいてみるぜ。手数だが、エーデルムート王国には俺がいくから楽しみにしてろって伝えておいてくれ。俺は、今日中に装備や仲間を手配してからその国に向かう」

受付嬢
「承知いたしました。では、通行証をお渡しいたします。各関所や国の受付につきましたら、勇者のしるしとともにこの通行証のご提示をお願いいたします」

勇者
「ありがとな。じゃあいってくるぜ」

受付嬢
「お気をつけて…」

勇者はハロワ神殿を後にした。

勇者
「さて、ここからどうするかな?まずは…仲間を探しにいくか…」

勇者は仲間を求めて、人材紹介所のある街・テンプへ向かった。

なかまをさがしにいく に続く…
https://note.com/kudotomomi/n/na433393d7ffd

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