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【双子生活】ワンオペ育児、机上のスケジュール通りにまったく行かなかったけど、帳尻は合ったという話。

今日はなかなかタフな一日です。妻が仕事です。つまり、ワンオペです。ワンオペはいくらでもありますが、男児四人のスケジュールが割れて複雑に組み上げられています。机上でのスケジュールはうまく回ることになっています。

[本日のスケジュール]

①10:00 長男(6)子ども会イベント(11:30まで)
②10:45 次男(4)三男四男(2) プール(12:00まで)
③11:00 長男 かけっこ教室(12:30まで)
④12:00 次男、双子お迎え
⑤12:30 長男お迎え
⑥昼食 男児四人
⑦お昼寝 双子
⑧16:00 長男、次男体操教室
⑨19:00 男児四人帰宅、夕食、お風呂など
⑩20:00 までに消灯(工藤家ルール)

制約条件
・自宅から①は男児四人で移動
・④から⑤は男児四人で移動
・昼食は③と④の間で作る
・移動は電動アシスト付き自転車一台(前後は双子が使う)
・自宅から⑧は男児四人で移動
・⑩の時間はマスト(工藤家基本ルール)

いつも通り、長男と次男が6:00過ぎに起きる。この時間は彼らにとってのエンペラータイム(親の干渉を受けずにテレビを見ていい)。次いで三男と四男が元気に起床。時計を見ると6:30。妻が疲れていることがわかっていたので、双子とともに起床して、朝食を作る。

男児四人を着替えさせ、朝食終了。洗濯機を動かしつつ、一日のスケジュールを確認する。なかなか手ごわそうな一日だ。

8:30過ぎに妻が仕事に行く。「さぁ、どんな一日になるかな」と思いながら、その時を待つ。

僕の計画はこうだ。自宅から①子ども会のイベント会場まで男児四人で移動し、そこで長男を送る。そのまま②プールに移動して、次男と双子を着替えさせて送り出す。その足で①子ども会イベント会場に戻って、長男をピックアップし、③かけっこ教室へ移動して送りだす。

③かけっこ教室と④プールの間に45分ほどの時間ができるはずなので自宅に戻って昼食を準備。終了次第④プールに次男と双子を迎えに行き、そのまま⑤かけっこ教室で長男をピックアップ。自宅に戻ってお昼を食べたら⑦双子にお昼寝をさせている間に、長男と次男は休憩(エンペラータイム)。

まずはここまでをひとつの塊として考え、実践に落とし込む。子どもはいるがパートナーも仲間もいない。それでも寂しさや孤独感はない。そこにはすべてスケジュール通り、順調に、安全に物事を進めて行こうとする意志がある。

双子を自転車に乗せ、長男と次男を歩かせ、僕も自転車を押し歩きしながら子ども会イベント会場へ。本日の会場は体育館で、なかには子どもたちがいっぱい。保育園の保護者の会や、小学校のPTAで顔見知りのママ友が多くて声をかけてもらう。

長男は友だちと体育館内に駆けていく。今日のスケジュールは伝えてあるので、後程、このイベントの途中で迎えに来ることを伝えてある。ママ友に事情を説明して、何かあればLINEに連絡をもらえるようにお願いをする。

そして次男、双子をプールに連れて行こうとしたそのとき、「漏らしちゃった・・・」という悲しさと恥ずかしさが同居したような、何とも言えない表情でこちらを見る四男。「だから水着はあっちで着替えるようにしよう。次男の真似を(まだ)しなくていいよ」って言ったじゃん!って言いたくなるけれど、気にしない。もう慣れたと言った方が正確だ。

男児四人、机上のスケジュールなど、希望的観測を織り交ぜたファンタジー・未来日記でしかないことをが学習済みだ。「しかたがない」という感情も、「どうしよう」と悩むことなく、双子を自転車に乗せ、次男を走らせ自宅へ帰還。振出しに戻る。

慣れたとは言え、想定内とは言え、①から②のところでつまずくと、「なんとかなるさ!」という日よりは、結構厳しいことが起こりそうな一日という予感と悪寒しかしない。

とはいえ時間がないので、四男の水着を洗って、着替えさせてプールへ向かう。到着からすぐ自転車置き場からファンタジスタ次男が消える。たぶん、エレベーターの方向に行ったのだと思う。確認したいけれど、狭い駐輪場で身動きが取れず、双子とプールバッグ三個を見ながら自転車を停めるのに苦慮する。

エレベーター前で次男を捕まえてプールへ。三男が入り口でもたついている間に次男と四男がダッシュでどっか行く。更衣室だと思うが、靴置き場に次男の草履しかなく、四男の草履はどこにいったものか・・・探そうか迷ったけれど、お漏らし事故によって時間が押しており、草履は後にして更衣室へ。

次男は自分で、双子を水着に着替えさせて待機。しかし、子どもの数が異常に多かったからなのか、なかなか始まらない。双子はまだプールがちょっとだけ怖く、入り口まで一緒でないと固まってしまう。11:00を過ぎたところでやっと双子を送りだす。精神的には健全だけれど、時間が押してきた。こんな時に限って物事は遅れたりする(プールとか、電車やバスとか)。

急いで自転車に乗ってイベント会場の体育館へ。ドッジボールが開催されており、長男の姿もそこにある。どうも決勝戦に進んだらしい。これから試合が始まろうとするとき、運営の方が長男を呼びにいってくれた。

長男が走って来る。なぜか泣いている・・・。「かけっこ教室の時間だけどどうする?」と聞くと、嗚咽しながら「行く」という。少しだけ考えて、ピンとくる。

予想外に子ども会のイベントが楽しく(お友達たくさん)、ドッチボールは決勝に残っているのでどうしてもやりたい。しかし、自分がやりたいと意思決定したかけっこ教室を休みたくない。きっとその狭間での葛藤が涙という形で出たのだろう。

大当たり!そして「ここは終わりまでいてもいい。かけっこ教室は遅れていっても大丈夫。どうする?」という僕の質問に「ここで決勝やってから、かけっこ教室行く!」。小学校一年生、いつも弟三人のことを考えて一歩引く(それが故に意外とストレス溜まってる)長男、かわいいなぁと思いつつ。

ドッジボール決勝の後の、ちょっとしたイベントまで出て、自転車に飛び乗る。よしかけっこ教室まで飛ばすぞ!教室が開催されている施設に到着し、二人で会場まで走る。先生に「遅れました」と謝罪してジョイン。

会場を出て、時計を見ると自宅に戻って昼食を作る時間はまったくない。あるのは10分前後の隙間時間。とりあえず、「ポケモンGO」でストップ回して、モンスター(アサナン、マクノシタ)を獲得してプールへ。

お迎えには間に合い、次男と双子と更衣室へ。子どもの数が多いのでスペースがない・・・。コインロッカーの前に父子がおり、父親が息子にキレている。何について怒っているのかはわからないが、荷物が取れないのでどいてほしい。次男はコインロッカーのカギを自分で使い、荷物を開けたいと思っており、ちょっと無理やり隙間から入ろうとするも、興奮しているその父親にはじかれ、むくれかけている。やばい、ここで時間を食うと長男の迎えに間に合わない。

右足に三男、左足に四男がしがみついてニヤニヤしているので、仕方なく上半身だけでやや無理やしその父子とコインロッカーの間に身体を入れて、左手一本でバッグを三つ出し、着替えさせ、長男のもとに向かう。

双子の自転車乗降にかかるヘルメットとバックル(ベルト)の着脱がつらい。自分であがれないじ、絞められないし、外せないし、それらを「やりたがる」し、スルーすると癇癪起こすか泣くし。

長男のもとに到着。少し待ってかけっこ教室終了。自転車にまた双子を乗せて、長男、次男を走らせて帰ろうと思ったけれど、ゆっくり歩いて自宅に到着する。

時計の針は、12:40頃を差していた。昼食の準備ができなかったので、お稲荷さんを作り、食べさせている間に餃子を焼いて、それらがなくなる前に適当なものを作って出し続ける。

三男の瞼が閉じそうである。口はもぐもぐ動いている。昼食を済ませ、双子はお昼寝、長男と次男は(たぶん)テレビかLaQ。

30分もかからず双子が眠りの世界に落ちた。バタバタしていたことで疲れたのかもしれない。ちょっと申し訳ないと思いつつ、二人同時にお昼寝が30分で成立したのって、いつ以来だっけ?と思いながら長男と次男に合流。ドラえもんの映画を観てた。

僕は朝食と昼食を基本的に食べないのだけれど、なんだかお腹が空いたので昨夜の残り物とお稲荷さんの残りを食べているとき、「妻帰宅」という予想外の展開。仕事が早く終わったみたい。

本日のワンオペ育児が終了し、ここから先は各自二名を見ればいい、両手で足りる状況になった。そうなれば後はそれほどトラブルなく順調にいくだろう。そんなことを考えながら、まだ14:00を少し回ったところである時計を見て、一日が長い・・・と感じたのである。

追記:男児四人、定刻通り20:00に消灯し、21:00過ぎに全員眠りに落ちました。いろいろあったけれど、最後の最後で帳尻の合った一日でした。誰も怪我とかなくてよかったです。

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