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環境を変えてみるのも手ではある。

 何か人生に行き詰まりを感じているとき、それは職場であったり家庭内であったり、進路であったり、メンタルの不調であったりするのだろうけど、そういうときには色々な解決策があるんだと思う。
 人にはそれぞれ目には見えない柵みたいなものがあって、それが自分を縛ってる。あれをしないといけない。ここに行かなくてはいけない。あの人には気を使っておかなければいけない、など色々ある。
 何をやってもうまく行かないときがあったり、僕みたいにまったく学校に行くことができなくなったり、長い人生にはそういう時期が必ずあるものだと思う。
 もちろんそんな時代を経験せずに大人になることができたら、それは本当にラッキーなことだと思うけど、人生そんなに順風満帆にいくものじゃないし、なにより平坦な人生は面白味に欠ける。

 中学の時の僕はどうやって不登校を解決して社会復帰していったかというと、僕の場合は環境を変えることが、今となっては解決につながっていたんじゃないかと思っている。
 中学の頃、不登校を経験した。中学2年から学校に行けなくなって、一年間引きこもり生活。だけど3年に進級するタイミングで、離れて暮らすオヤジの家に引っ越した。、、、ってのは前にも書いたんだけど、オヤジの家に引っ越すタイミングで転校もした。それでもやっぱり学校には行けなかったんだけど。
 だけどそのオヤジの家にいるときに急に心境の変化が訪れて、そこから階段を一歩一歩登るように社会復帰をしていったんだ。

 振り返ってみると、やはり転居が大きな変化を牽引している。
 その後、高校進学のタイミングで他県の音楽専門学校に進学する。その時に他県に出たことで、僕は社会の広さを知って、もっともっと社会復帰が進んでいくことになったんだ。
 都道府県によって人間性に違いがあるのか、その県の人は僕の性格を受け入れてくれているようで、本当に過ごしやすい日々を送ることができたんだ。

 だから今が苦して、もし身軽な身であるのなら、進学や就職のタイミングで引っ越しをするのは悪いことじゃないと思う。
 最初は寂しいけど、いろんな土地を知ることは、人間性を広げることにも繋がるから。

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