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教育の未来はオンラインにある

インターネットは質の高い教育を受ける機会を広げた

インターネットが当然のものになってから、もう随分時が経ちました。
一昔前はインターネットで動画を見ることができる人は、自宅に高速インターネットを引いている限られた人だけの特権でした。
しかし今ではインターネットで動画を観ることは特別なことではなく、誰もが享受できる当然のことになりました。家庭でテレビを観るように、手のひらの中のスマホやタブレット端末を使用して高画質の動画を視聴することが出来ます。 
またテレビの大画面でYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを利用することも珍しいことではありません。

僕が不登校だった二十数年前、家庭で授業を受けることはできませんでした。
確かに教科書や参考書を家庭で読むことは可能でした。しかし独学をしたことのある方ならお分かりと思いますが、数学などの抽象的な学問を独学で習得するのはかなり大変なことなのです。
小学生や中学生の不登校生が独学で数学を勉強し、それを身につけることは至難の業です。
ほんの数年前まで、不登校になるイコール勉強ができなくなるの同義語だったわけです。
当然、二十数年前の僕も、不登校を堺にして全く勉強ができなくなりました。
不登校になる以前の僕は勉強が得意で、それが自分自身のアイデンティティにもなっていたのですが、不登校になったために勉強は全くできなくなってしまったのです。
翻って現代の不登校生をめぐる勉強環境は、どう変化しているのでしょうか?


ご存じの方も多いと思いますが、とある男が授業をしてみた というYouTubeチャンネルがあります。
こちらのチャンネルでは中学レベルの内容から高校レベルまでの内容を授業として動画配信されているサイトです。
葉一さんという方が一人で制作し配信しているチャンネルですが、10年近く配信を続けられているチャンネルですので、その授業数は膨大で、これまでに配信された動画を一日に数時間視聴すれば、学校にいかなくとも勉強が遅れることはないでしょう。むしろ本当に分かりやすく説明してくれるチャンネルですので、学校に行くよりも理解が進むかもしれません笑
抽象的な学問は、読書をすることで学習するよりも、動画で学習するほうが圧倒的に理解が進みます。

上記のチャンネルはすべて無料のYouTubeで配信されていますので、一日に何時間視聴したところでお金がかかりません。
これこそが、インターネットが起こした教育の革命です。
以前であれば数万円から数十万円の費用をかけないと受けることの出来なかった授業内容を、無料で視聴することができるのです。そしてその授業は、おそらく学校で習うよりも分かりやすい。

塾に通うためにはお金がかかります。決して安い金額ではないです。
それを払うことの出来る家庭もあれば、払えない家庭もあるでしょう。
しかしインターネット環境さえあれば、YouTubeで塾に行くのと同等の授業をうけることが出来る。そんな万人に開かれば教室が、オンラインの世界には広がっているのです。

葉一さんの紹介動画はこちら

僕はこの動画をみて、オンラインの教育というものに漠然と感じていた期待を、ホンモノだと認識するようになりました。
葉一さんのチャンネルだけではなく、オンライン通信制の高校や大学、そして多くの教育系YouTuberと言われる人々の活躍で、新しい教育のカタチが出来つつあるように思えてなりません。
そしてそれは将来にもっと大きく花開き、10年後には今とは違った教育のカタチが確立している気しています。


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