027|誰かのために
Title|Hungry
Date Created | 2022
Art Supplies|ペン
Size|-
Concept|
弱肉強食の世界
人間は想像だけで全てを創造した
その凶暴な姿にロマンを感じるように
Explanation|
この作品は恋人に描いた一枚の絵だ。
彼女は恐竜が好きということでT-レックスを描いた。そんなTレックスだがどうやらその姿形は人間の想像で作成されたと言われている。なぜならば骨しか残っていないからである。本当のティラノサウルスは羽が生えていたかもしれないとも言われ、その大きな図体を支える足は常に痛風に襲われているとさえ言われているのだ。どこまでが本当で嘘なのか、だれにも知る由はない。だからこそ恐竜という生物は廃れることなく現代まで老若男女に愛されるコンテンツになっているのだと思う。そこにロマンが光輝いているからである。と、そんなどうでもいい話は置いておいて、この恐竜の絵はどちらかというと世間一般的な、「凶暴」かつ「獰猛」である生物として描いている。どれだけ喰らいついてもその食欲が途絶えることがないようなハングリー精神。そんな野生本能丸出しの恐竜をペンで描いた。私自身も瞳孔ガン開きでよだれを垂らしてしまうほどのハングリー精神を持ってしっかりといろんな物事に向き合っていきたいと思う。恐竜のように強く獰猛で貪欲な生物に。
それではまた。