K.Ryoma

今まで制作してきた作品の説明や心情など、思い出しながら書いていこうと思います。

K.Ryoma

今まで制作してきた作品の説明や心情など、思い出しながら書いていこうと思います。

ストア

  • 商品の画像

    raison d'etre

    制作年2019年 技法版画:シルクスクリーン サイズ:726×544mm (大全紙) 額装あり サインあり 作品説明 険しい道の先にある扉を開ける。その景色を見る者は自分自身しかいない。 詳細 シルクスクリーンらしい大胆なベタ塗りを施しています。
    20,000円
    K.ryoma-art
  • 商品の画像

    Sola fide

    制作年2021年 技法版画:銅版画 サイズ:720×578×20mm 額装あり サインあり 作品説明 人間は遥か昔から何かを拝み、生涯の完成を目指す。 詳細 2枚の版を別々に作成して繋げています。 なので上下で色の乗り方が違います。 しかし、完璧を求めている作品から感じる、人の泥臭さを表現できているポイントの一つです。
    60,000円
    K.ryoma-art
  • 商品の画像

    Quo Vadis【Hand】

    制作年2021年 技法版画:モノタイプ印刷+銅版画 サイズ:544×726×30mm 額装あり サインあり 死を目の前にした生き物の儚さ、尊さをか細い糸がほぐれていくように表現いたしました。 死とは絶対であり、運命です。今までもこれからも人間は死に対して仕方ないことだと割り切り、目を背けます。しかしその事柄は目を背けてはいけない事実だと私は思います。 その瞬間を切り取り、アートとして昇華する。私にとって死に対しての鎮魂歌なのです。 (素材:ハーネミューレ+インク)
    35,000円
    K.ryoma-art
  • 商品の画像

    raison d'etre

    制作年2019年 技法版画:シルクスクリーン サイズ:726×544mm (大全紙) 額装あり サインあり 作品説明 険しい道の先にある扉を開ける。その景色を見る者は自分自身しかいない。 詳細 シルクスクリーンらしい大胆なベタ塗りを施しています。
    20,000円
    K.ryoma-art
  • 商品の画像

    Sola fide

    制作年2021年 技法版画:銅版画 サイズ:720×578×20mm 額装あり サインあり 作品説明 人間は遥か昔から何かを拝み、生涯の完成を目指す。 詳細 2枚の版を別々に作成して繋げています。 なので上下で色の乗り方が違います。 しかし、完璧を求めている作品から感じる、人の泥臭さを表現できているポイントの一つです。
    60,000円
    K.ryoma-art
  • 商品の画像

    Quo Vadis【Hand】

    制作年2021年 技法版画:モノタイプ印刷+銅版画 サイズ:544×726×30mm 額装あり サインあり 死を目の前にした生き物の儚さ、尊さをか細い糸がほぐれていくように表現いたしました。 死とは絶対であり、運命です。今までもこれからも人間は死に対して仕方ないことだと割り切り、目を背けます。しかしその事柄は目を背けてはいけない事実だと私は思います。 その瞬間を切り取り、アートとして昇華する。私にとって死に対しての鎮魂歌なのです。 (素材:ハーネミューレ+インク)
    35,000円
    K.ryoma-art
  • もっとみる

最近の記事

026|未来の自分

Title|PUPA Date Created | 2022 Art Supplies|ペン Size|- Concept| 未来の自分の姿はわからない。 蛹のように姿形が一緒ならどれだけ苦労しないだろう。 進化というものが眼に見えるその姿は美しくも悲しかった。 Explanation| この作品を制作する時あることを思い出していた。それは友人が卒業制作の時に蛹を題材に作品を制作していたことだ。蛹とは新たな自分への進化として様々な表現に用いられている。そんな蛹を自分でも描

    • 025|愛の形状

      Title|Shape of Heart Date Created | 2022 Art Supplies|水彩絵具 Size|- Concept| 愛は時に歪に、時に凶暴に、時に安堵に 愛という言葉の呪いを今日も呟く。 Explanation| 自分が今まで、女性とお付き合いする中で感じた普通とは違う感情が芽生えたことがある。それは様々な感情が入り混じったどんよりとした感情。自分でも理解ができない感情だった。そもそも私みたいなものが女性とお付き合いさせていただくこと自体

      • 024|偏執的なアーティスト達

        Title|PARANOID Date Created | 2022 Art Supplies|ペン Size|- Concept| 光と影の境界線を探していた。 影に引き込まれそうなその光は こちらをじっと見つめた。 Explanation| 人間の顔を描く時、様々な描き方がある。その中でも、影によって顔の半分が真っ黒になっているような見せ方にとても惹かれた。それは白黒の世界でも人の顔に奥行きを感じる面白い表現だと思った。そんな表現を自分なりに落とし込めないかと考えた。

        • 023|若い芽

          Title|Nip off the shoots Date Created | 2022 Art Supplies|ペン Size|- Concept| 新しい命。新しい才能。新しい可能性。 そんな小さな小さな芽が摘まれている。 若い芽を摘む。出る杭は打たれる。ほらまた。 Explanation| 私がSNSを始めたのは2016年からだ、その頃のSNSは今ほどオープンな環境ではなく、本当に身内同士でしている掲示板のような感覚だった。実際今のようにおすすめとして知らない人が

          022|創造と破壊

          Title|INCAPACITY Date Created | 2022 Art Supplies|ペン・Illustrator Size|- Concept| 試行錯誤し想像した作品は思ったよりも脆く儚い。 それでも創り壊しまた新たな作品が出来上がるのだ。 運命を知っていても創ることをやめることはないのだ。 Explanation| 作品を創ることが当たり前な生活でも許せないことがあった。それは制作した作品に対して嫌味なことや、若い目を摘む様な言い方をする人間だった。そ

          022|創造と破壊

          021|デザインとアート

          Title|寅 Date Created | 2022 Art Supplies|ペン・Illustrator Size|- Concept| 毎年巡ってくる様々な干支の動物達。 1年、また1年と姿を変え色んな生き物に生まれ変わる。 姿が変わるその瞬間。どんな生き物になってるのだろう。 Explanation| デザイナーを志した頃からひとつの課題に私はずっと頭を悩ましていた。それは、アートとデザインの共存だった。今となればアートとデザインを融合させたグラフィックアートや

          021|デザインとアート

          020|季節の終わり

          Title|Amateras Date Created | 2021 Art Supplies|ペン Size|- Concept| 何かを拝み、何かを捧げる。 人間の頭の中にはいつも輝かしい神を宿す。 神もまた拝むだけなのに。 Explanation| 大学卒業後私は半年間職業訓練校に通っていた。そこはグラフィックデザインを無料で学べ、さらには給付金が出るという何とも有難い制度だった。そんな半年間も終わる頃、この絵を描いた。ちょうど4月頃に入学し、10月頃だった。通って

          020|季節の終わり

          019|天才との遭遇

          Title|天才 Date Created | 2021 Art Supplies|水彩絵具 Size|- Concept| 私の前に天才が現れた。 彼にとって目の前にあるものがアートになるのだ。 嫉妬や競争心に燃えることもなくただ羨ましかった。 Explanation| 大学2年生の頃私が専攻していた版画コースに一年生が入ってきた。同じ時間に教室を使うことは基本的にないものの、一年生たちの作品が目に入った。その時は惹かれる作品は無く特に思うことはなかった。しかし作品の中

          019|天才との遭遇

          018|ゴミの日

          Title|ゴミの日 Date Created | 2021 Art Supplies|ペン Size|- Concept| 人間は傲慢だ。 そんな人間はゴミだ。 中身のないその腕に価値はないのだ。 Explanation| 自分の作品が様々な人の目に映る中で批判はつきものだった。それはものづくりに限らず様々な事柄に起こり得ることだ。しかし勘違いしてはいけないことがある。批判とは悪いことではないということ。批判というのはあくまでも当人の価値観の指標を伝えただけだからだ。そ

          018|ゴミの日

          017|ぶつけかた

          Title|Empahty Date Created | 2021 Art Supplies|水彩 Size|297×210mm Concept| 自分の感情をぶつけた。自分にできる1つの自己表現。 自分の行うこと、成すことに野次馬の如くダメだしをする。 そんな大人になりたくないと思った。自分の感情の捌け口。 Explanation| 大学卒業後、私は職業訓練校というハローワークと連携した教育機関に通っていた。その頃からピアスを開けてみたいなと思っていた。今まで開けてきた

          017|ぶつけかた

          016|夏の薫り

          Title|Residual heat Date Created | 2021 Art Supplies|ペン・水彩 Size|- Concept| 熱い夏の日。向日葵が良く似合う女性の横顔。 その手にはきっと向日葵を持っていたような気がする。 私の視界に写った女性の美しくも涼しげな横顔が今でも蘇る。 Explanation| 9月初旬の真夏日に描いた作品です。本来は縦書きで5・7・5の俳句などを筆で書く用に作られたであろう縦長の色紙を購入した。その紙質はとてもざらざらし

          016|夏の薫り

          015|モチーフのその先

          Title|destruction Date Created | 2021 Art Supplies|ペン Size|- Concept| 滴るその液体の中には泡のような水晶が見えた。 自らの制約と首を捧げた儀式に 美しさなどありもしないというのに。 Explanation| この作品の始まりはただの泡だった。それはシャンプーなどではなく、絵の具を使うときに使用する水を、ばしゃばしゃした後に残るような儚い泡。すぐに浮いて空気に触れると消えるそんな泡。一瞬しか現れない水中に

          015|モチーフのその先

          014|写真の違和感

          Title|Abstract line Date Created | 2021 Art Supplies|銅版画 Size| - Concept| 人が線を描く時。その線は偶然性をを持ち合わせない。 では必然的に作られた線の上に、偶然的に作られたものがあるとすれば。 どんな表情になるだろうか。 Explanation| この作品は銅版画で作成した作品です。 銅版画の技法に関しては、「 04|銅版画の感覚 」をご覧ください。 前回卒業後最後の作品というnoteを書きました

          014|写真の違和感

          013|卒業とともに

          Title|Order Date Created | 2021 Art Supplies|ペン Size|- Concept| 感情の渦に巻き込まれたあの日に私は何かを失った。 溢れ出る涙は滞ることなく流れ続ける。 どんな角度でも私は私だと実感するその時まで。 Explanation| 大学卒業後私は版画をする環境を失い、ペンを走らせていました。私ができる制作方法として、私はペンで作品を描くことしか出来なかったからです。この頃私は何も考えずただ紙にペンで作品を描けていた

          013|卒業とともに

          012|最後の制作

          Title|Sora fide Date Created | 2021 Art Supplies|銅版画・エッチング Size| 720×578mm Concept| 人間は遥か昔から何かを拝み、生涯の完成を目指す。 Explanation| この作品は銅版画で作成した作品です。 銅版画の技法に関しては、「 04|銅版画の感覚 」をご覧ください。 この作品は卒業制作を終え、卒業までの約2ヶ月で制作した大学生活最後の作品です。元々、長野県で開催される公募展「山本鼎版画大賞展

          012|最後の制作

          011|卒業制作への想い

          Title|Quo vadis Date Created | 2020 Art Supplies|銅版画・モノタイプ印刷 Size| 544×726mm Concept| 世界の人々は命が無くなること、物が無くなること、形ないものが無くなることを見て見ぬふり振りをする。 世界の理と割り切り目に見えないものから目を逸らしている。 Explanation| この作品群は銅版画で作成した作品です。 銅版画の技法に関しては、「 04|銅版画の感覚 」をご覧ください。 この作品6つ

          011|卒業制作への想い