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腰痛で整骨院に行った時の話 2

自転車にも跨れない程、腰の激痛に苦しんだ朝から約1週間。今日は2回目の整骨院に行ってきました。僕はここにお世話になっています。

今回対応してくれたのは院長さんでした。前回の先生も色々と腰痛のメカニズムを論理的に説明してくれましたが、院長先生もすごかった。そしてこの先生の好きなところは、絶対に人の発言を否定しないところ。いわゆるyes, but…ではなく yes, and…で会話を受け止めてくれるので、非常に話しやすいです。

まずは腰痛のレベルについて、10から5に下がったあと、リバウンドしましたか?という質問。そう言えば最悪のレベル10には戻ってないなと思い回答すると、褒めてくれました(笑)。リバウンドをしていないということは、今やっている運動なり体操が効果的だということですよ、という嬉しいフィードバックも。

そこから今日も腸腰筋について、先生に筋肉の調整をしてもらいながら説明を聞き、学びました。まずインナーマッスルが弱っている今の状態だと、アウターマッスルが本来するべきではない体を支えるという仕事をしなければならなくっているという点です。これは前回の先生も仰っていましたが、別の先生にも指摘されたので、さらに説得力アップ。

あとは筋肉の扱い方として、いきなり筋肉を鍛える前に、まず問題になっている筋肉を充分ほぐしてあげることが大事だ、という点です。ほぐして柔らかくしてから、鍛えてあげると良い、とのことです。

そして一番イタ気持ち良い腰の筋肉を先生が見つけると、「これは固いですねえ〜」と嘆かれてから、そこをかなり重点的に押していただきました。自分ではそこまで手が回らないし、そんなに握力もないしでこの部位はまだほぐれていなかったのか、先生の強いプッシュでイタ気持ちよさマックスに。

んでめっちゃ痛くなってくるんですが、その瞬間、体が内から温かくなる感覚を覚えました。「血行が良くなって、体が温まっているんですか」「そうですよ。ここですね。」先生は痛みの根源を突き止めたようでした。あの温度変化は気持ちが良いほどの体験でした。

そして前回と同じ、アクチベータを打ちます。失礼ながら打たれている感覚だけで判断すると、簡単にパシュパシュっとピストンを打っているだけのように思えたのですが、これがなかなか技術の習得が難しいようです。「スタッフ全員に習得させるまでかなり苦労した」とのこと。これは失礼しました。

腸腰筋をずっと施術してもらっていますが、腸腰筋は三つの筋肉の総称だということに今日初めて気付きました。大腰筋 (psoas major muscle)、小腰筋 (psoas minor muscle)、そして腸骨筋 (iliacus muscle) の三つです。それらを総合的に治療しないと、腰痛は治りにくいようでした。

家に帰って「腸腰筋 筋トレ」でYouTube検索すると、以下の動画に出会いました。今日学んだことの総復習のような気がする内容です。こういう筋肉のことも、原理的なところから「なぜほぐさないと/鍛えないといけないのか」を理解してからやると良いですよね。「こうなるからこの筋肉が必要。ここが弱ったらこんな障害が出るから、筋トレしなきゃいけない」という感じで。

昔、僕が中学生でテニス部にいた時は「筋トレ30回!」とか何か多ければ多いほど良いんだみたいな感覚でやってましたが、それがなぜ必要で、やったらテニスの技術にどう効果があるかとか、そこを全くわかっていませんでした。それから約20年経った今理解するとか、遅すぎだろうと思うのですが、まあ分からないまま死ぬよりはマシかと自分を慰めております。

また来週も通院予定です。早く根本的な治療につながると良いな〜。


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