#705 コトバを眺め ルール

先日はある欧州人が「ルールは守るものである。法令遵守だ!!しかし、我々にとっては、ルールは作るものである。」と豪語しているのを聞きました。

彼の言葉の背後には、「ルール・メーカーは我々である。我々の正義に基づいてルールは作る。それは絶対である。それを君たちは守りなさい。」と言っているも同然でありました。

特に私たち日本人は、与えられたものをきちんとこなすことは丁寧に上手にこなしますが、それを他者に悪用されていることはないのか。

我々もルールを守るだけではなく、ルール作りにコミットし、日本人としてのメリットを追求するようなルール作りのコミットの仕方ではなく、「義を基にした真理に基づくルール作り」をしていけたら良いと改めて考えています。

 真田幸光先生のコトバ。ルールについてお話しされている。時々、コトバを眺めでも備忘していますが、欧州(特に英国)はルールを作り、守らせるのが上手ですよね。
 寒い地方の知恵でしょうか。ただ単に寝転がり・木になっている果実を食べて、川の水をのみ、生きていける南の地方とは大きく違うんだろうな。
 蒸気機関を作ったり、キリスト教と共に広げる活版を考えたり、凄い発明をする。devide and rule(分割統治)というコトバ。凄い内容のルールだ。生きる力が半端ではない。
 日本もルールを守るのではなく、ルールを直すのではなく、お天道様のもとで、麗しい秩序ある共同体の中で、ルールを作り運用したいものですね。

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