#802 コトバを眺め 本38 一瞬でいいから 唯川恵さん

 2年前に「バッグをリュックに持ち替えて」を読んで面白く、山に魅せられた著者が書き下ろしたという事で購入して積ん読になっていた本をお正月に開いた
 浅間山に・登山に魅せられ著者が愛深く交わる浅間山・軽井沢・東京を舞台に幼馴染み4人組(東京別荘組と軽井沢地元組)の登場人物の青春から壮年までの長い期間のお話し
 各々4人からみた話の展開。栞を挟むのですが気になって直ぐに読み出してしまう。たっぷり450ページあったが一瞬で終わった感じ
 久しぶりの小説だったけど、作者の世界に曳き込まれるっていいなと思った
 幻滅することが多い小説ですが食わず嫌いはやめて、流行りにも手を出してみようかな(宣伝が上手くて強くて誘惑に勝てないんだよな)

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