日曜日の雑談_20211107_心震える瞬間

みなさま、こんばんは。
今日は確か立冬。昨日で土用が明けて、新しい季節の始まりですね。

今週は週の真ん中水曜日が文化の日でお休みで、この日から上映スタートした『きのう、何食べた？』を観に行ってきました。
ドラマの頃からファンの作品。映画化でどんな感じになるのか？ワクワクでしたが、もう、ドラマといい意味で変わらない世界観に安心して、笑って、泣いて、また笑って、そして泣く・・・。ほんと、良かった！
まだご覧になっていない人もいると思うので、ネタバレしないように、あまり詳しくは書きません（笑）

ただね・・・
感動した台詞を残しておきたいな。

孫ができたと喜ぶ富永さんに「何が嬉しいのか分からない」と航君はちょっと怒りながら言う・・・。そのことを後から聞かされたケンジが

「分からないけどさ、誰かの嬉しいこと嬉しいじゃない」

もうさ、私はシロさんかケンジかって言われたら、ケンジ派なんだけど、こういうことを言えちゃう（考えてる）ケンジが大好きなんだよなぁ〜。

映画ラストの桜のシーンでのシロさんの台詞もグッときた（涙）

「キレイだなって、隣にいる人に言えるっていいな」

いないな、私・・・ってちょっとブルーになったけど、ホントそうだよ！隣にいることが普通だと思ってる人は、それ、普通じゃないから！って、叫びたくなった（笑）

でも、一番、じんわりきたのは、シロさんのお母さんの
「あなたはあなたの家族を一番大事にしなさい」かなぁ〜。ハラハラと涙が流れたわ・・・。

ドラマのシーズン２を熱望します！

そして今日は新国立劇場バレエ団の『白鳥の湖』を観てきました。
このチケットを買った時は、今の私の状況（仕事バッタバタ）を想像できなかったけど、あぁぁ〜観れて、ほんと、エネルギーチャージできたよぉ〜。

やっぱりさ、ライブはいいよね！
オーケストラの生の演奏で、目の前で、ダンサーさん達が踊ってるところを観れる。
まるで、白いティッシュが舞ってるかのような、人間としての重みを感じさせない空気感はライブじゃないと分からない！
音もなく空中に舞ったかと思えば、音もなく着地する・・・。さすがに、２４人の白鳥さん達の一糸乱れぬシンクロダンスの時は、着地音は聞こえたけど、その音量だって２４人分とは思えない軽さ・・・

ジークフリード王子って、結局、オデットとオディールを見抜けられなかった、ちょっとおバカさんな王子で、そんな王子を許しちゃうオデットってどうなのよ？って、オバサンの私は思ったけど、あまりにも美しいダンスにうっとりしちゃって最後は泣いたな・・・

どこまで練習したら、こんなに腕が波のように動くのか？
あぁぁ〜背骨の一個一個がちゃんと動いてるのを感じるし、肩甲骨がちゃんと肩甲骨の動きをしてるのが分かる！私がいつもトレーニングでできないところができてる人達だぁ〜（プロのダンサーさんと比べたらいけないですねｗ）

とにかく、心震えました！
手のひらが真っ赤になるほど、拍手をし続けました。
おさまってきてるとは言え、このコロナ禍に、会場の半分しかお客さん入れられない状況で、地方まで来て上演してくれてありがとう！

会場は、やっぱり、年齢層高かったけど、バレエ少女たちの姿もチラホラ。
このチケットは決して安くはないのよね。私は、こういう心震える機会が、もっといろんな若い子にあればいいなと思う。

何に、心震えるのかは人それぞれだから、何がいいのか分からないけど、出会ってみないと、自分の心が何に震えるのかは分からないんだよね。
おばちゃんになってから「これか！」って震えるのも、それも有りだけど、私は今からオデットになれるとは思えない（笑）
世の中には早く出会ってしまった方がいいものもあると思う。

たくさんの機会に自分を投げ出して
そして、心震えるものと出会って欲しい・・・

私も、もちろん、これからもそんな機会を貪欲につくっていこう。
心震える機会は、日常にもたくさんあるからね！

さぁ、明日からの１週間も、気温の変化で体調を崩さないようにしながら
張り切ってまいりましょう！

くぼたじぶん研究所
くぼた あけみ
キャリアコンサルタント
シニア産業カウンセラー