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「ピッキング」ってどういう仕事?

こんにちは!クボタです!

今回は倉庫内作業でよく聞く「ピッキング作業」ってどういう仕事なのかを

わかりやすく説明していきたいと思います。


話の構成としては

① ピッキング作業とは?

② 具体的な作業内容

③ ピッキング作業に向いている人

④ ピッキング作業のいいところ

こんな流れでお話していきます。

起業したい方もこの作業は絶対覚えていた方が良い知識なので

ぜひ最後までご精読ください!


ピッキング作業とは?

まず、「ピッキング」とは倉庫にある在庫の中から指定された商品を探して取ってくるお仕事のことを言います。

企業によって扱う商品は日用品や雑貨、衣料品、食品、家電など多岐にわたります。

また、指先に乗るような小さな部品もあれば、

台車でしか運べないような大型商品もあります。

さらには冷凍食品など、保管温度によっては防寒着を着て冷凍倉庫の中でピッキングすることもあります。

大型の商品などはフォークリフトでピッキングすることもあります。


具体的な作業内容

実際の作業では、前項で説明した商品を紙、あるいは支給される端末に表示されるピッキングリストに従い、

倉庫の中を歩き回って商品を一つ一つ手で取っていく方法です。

ピッキングリストには

商品名、数量、ロケーションなどが記載されています。

「ロケーション」とは場所のことです。

要は"その場所にこの商品がある"ということを指しています。

わかりやすく例えると、スーパーの店内を想像してみるといいかもしれません。

買い物リストを持って商品を自分のカゴに集めているイメージです。

野菜だったらAエリアにあって、人参だったらAエリアの2列目にあって…

みたいにリスト通りに商品を全て集めていくイメージです。

例えばアパレル用品を扱う倉庫の場合、一般的には複数の商品(服や靴、雑貨等)を倉庫にまとめて保管しています。

倉庫に入荷した商品は、品番や入荷した日付ごとに適切に仕分けされた上で、ピッキングしやすいよう棚に収められています。

その後、仮にお客さんから「商品Aと商品Bがほしい」と発注が来たとします。

すると、その注文データが倉庫に送られ、倉庫はピッキングする人に「商品Aと商品Bが倉庫内のこの場所にあるから持ってきて」と指示を出します。

ピッキングする人はその指示に従い商品をピッキングしていきます。

その後、ピッキングされた商品は本当に注文どおりの商品であるかどうかをバーコードを読み取ったり、目視で確認したりして検品されます。

検品が全て完了したら梱包作業をし、

その後、お客さんの元へと出荷されていくというのが全体の流れです。

ピッキング担当者はひたすら倉庫内の指定の棚から商品を指定の個数をとっていくことを繰り返します。

また、ピッキングとは言っても実際にはピッキングだけではなく、その前後の仕分けや検査、梱包作業まで含んで求人に出されることもあります。

会社によっては「何分以内に何個」などノルマを設けているところもあるので、

そう言ったノルマが苦手な方は事前に求人情報を確認した方がいいかもしれませんね。


ピッキング作業に向いている人

ピッキングの仕事は、倉庫内でひたすらピッキングをし続けるので

体を動かすことが好きな方におススメです。

一日中歩き回ることもあるので、健康志向の方にも合っているかもしれません。

基本的に一人で淡々と作業をこなすことが多いので、

人間関係を避けたい方や一人で黙々と作業したい人に向いていると思います。

接客業が苦手で後方の作業に徹したいという人、あるいは、同僚や先輩などの人間関係を避けたいという人に特に向いています。


ピッキング作業のいいところ

ピッキング作業は覚えておけば、やり方や取り扱う商品の違いはありますが

倉庫では必ずある業務なので将来的にも仕事がなくなるということはまずないと思います。

資格等も特に必要ないですし、初心者の方でもすぐに慣れると思います。

需要が多く、比較的いつでも求人が出ていて

繁忙期に急に人手が必要になった場合など、長期だけでなく単発や短期の募集が多いのも特徴です。

年末年始などのシーズンはどの会社も忙しい傾向にあり、急にお金が必要になった時などのみ短期でバイトとかも可能です。


まとめ

以上、ピッキング作業についてでした。

ピッキングは特別な資格や能力も必要ないし、シンプルな作業内容なので

アルバイト未経験・派遣未経験の方にとって間口の広いお仕事かと思います。

まずはピッキングの求人に応募してみるという方も多いです。

求職中の方や、主婦の方、学生さん等幅広い方たちに人気で、

非正規雇用で初めて働くという方にもお勧めできるお仕事です。

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