アンガーマネジメントしてみる
こんにちは!クボタです!
最近はよく「アンガーマネジメント」なんて言葉をよく耳にしますね。
「怒り」は人間の感情の一つなので何かをキッカケに発露する事自体は何ら問題有りませんが、
過度なものになってくると自分自身と周囲に不健全な事態を招きます。
なので、やはり怒りを抱くにしろ適度が好ましいです。
そこで、今回は僕なりの怒りを抑える方法を書いていこうかなと思います。
・最近怒りっぽくなった
・すぐイライラしてしまう
・感情のコントロールができなくなっている
上記の問題に頭を抱えている方に向けた記事になっております。
怒りの感情に悩まされている方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
怒ることによるリスク
それでは、まず「怒ることによるリスク」をお話ししていきたいと思います。
【短気は損気】ということわざがあります。
これは「気が短く、ちょっとしたことですぐにイライラしたり、激しく怒ったりする人は、その結果、自分自身が損をすることになる」
という意味を表しています。
本当にその通りで、怒ってもいいことって何もないんです。
具体的なリスクで言うと…
・【健康面でのリスク】
・【人間関係や仕事面でのリスク】
主にこの2点だと思います。
まず、健康面でのリスクに関してですが、
健康でいるために大切なことは「怒らない」ということです。
怒りは心身ともに強いストレスをもたらします。
強いストレスは心臓にも負担をかけますし、
高血圧や動脈硬化だったり、うつ病などになってしまう可能性もあります
これは実際にデータがあるみたいで、アメリカの研究で心臓に疾患がある人には
性格的に気が短くイライラしたり怒りっぽい人が多いそうです。
怒ったりすることでの強いストレスは心臓に悪い影響をもたらします。
つまり、カリカリしなければストレスの少ない生活ができ、
健康的で心身ともに穏やかな人生を過ごしていけるということになります。
続いて、人間関係でのリスクです。
当然ですが、怒りっぽい人の周りからは人が集まりません。
自分の思うように動いてくれない部下や友人に思わずイライラして怒鳴り散らしてしまうこともあるかもしれません。
その結果、信頼関係が壊れてしまい、大切な仲間を失ってしまう可能性もあります。
このように、色々な場面で「感情的になって怒る」という人は、
人間関係や仕事において損をしてしまっていることが多いです。
つまり、「怒る」ことで知らず知らずのうちに幸福や成功を遠ざけているんです。
怒らない方法
続いて、怒らない方法を3つ説明していきます。
①【自分が全て正しいと思わない】
怒りっぽい人の特徴として「いつも自分が正しく相手が間違っている」という考えを持っていることが挙げられます。
話をしていて相手とちょっと意見が違ったり、相手から嫌なことを押し付けられたりすると、
「なぜ私の言うことがわからないんだ!」とか「なぜ私がこんなことをしなければならないんだ!」と腹を立ててしまいます。
そして、時にはその感情のまま相手を怒ってしまったり、
言わなくてもいいことまで言ってしまって相手を傷つけたりしてしまいます。
そんな方の場合どうすればといいかと言うと、
「いつも自分は正しい、相手が間違っている」と決めつけないことが大切です。
そう決めつける前に、相手の話をよく聞き、相手がなぜそう言っているのかをよく考えてみることです。
そうすると「あっ。そういう考えもあったのか」と気付ける部分も出てきて冷静に話し合うことができます。
②【カチンときてもすぐに反応しない】
怒らない方法として10秒間無心になるがあります。
心理学でも『ストップシンキング』という言葉があるように、
何も考えないことがコツです。
怒りの感情はその場ではそんなに長続きしません。
怒りの感情は6~10秒程だと心理学の研究では言われています。
昔から怒りを感じたときは心の中で10秒間数えなさいとよく言われていますが、これって本当に効果的な方法なんですよ。
「何コイツ…腹立つなぁ…」と思ったその直後はネチネチ考えず、
スン…(´_ゝ`)と頭を空っぽにしてみてください。
カチンときても10秒、だんだん怒りの感情が薄れてきて元の冷静な自分に戻ることができます。
話し合いをするには10秒後でも遅くはないです。
③【相手がなぜそれをした(そう言った)のかを考えてみる】
これは一つ目の【自分が全て正しい…】の内容にも繋がってくるのですが、
「なぜ相手がそれをしたのかを考えてみる」こともとても大切です。
人は育ってきた環境も違いますし、周囲の人と考え方が全く同じなんてあり得ません。
同じ問題に対して自分と異なった意見を唱えるのが他人と思った方が良いでしょう。
まずは、自分と異なる価値観を持つ相手がこの世には星の数ほどいるという事実を受け入れましょう。
「はぁ~?なんでこの人はこれを見てそう思うんだよ…?」と思ったとしても、
「…まあ、考え方は人それぞれだしな」
と、最後にはそう落ち着かせてください。
間違っても「説き伏せてやる!!」とかは思わないでください。
相手の考えを矯正する必要はありません。
相手の意見が理解できなかったら、「何で?」と聞いてもっと掘り下げてみてください。
納得できる答えが返ってくれば、それまでですよね。
(あまりにもでたらめな理屈だった場合には「ああ、この人はそういう人なんだな…」と割り切ってスルーしてあげましょう)
そもそも、怒られたくて行動している人なんていませんし、失敗をしたくてしている人もいません。
それを頭ごなしに怒るのではなく、まずはなぜそうしようと思ったのか知ろうとして見てください。
怒らないための生活習慣
では、最後に怒らないための生活習慣も説明しておきます。
・睡眠をしっかりとる
・お風呂にゆっくりつかる
・笑顔の毎日を心掛ける
上記のこの3つです。この3つが一つでも欠けている人は怒りっぽいです。
要は、自分に心のゆとりがあって毎日穏やかに笑顔で暮らしている人になることが大切です。
忙しい毎日を送っている方は気持ち的にもヒリヒリしてしまっていて、非常に難しいことかもしれませんが、
この3つの項目を頭の片隅に置いておいてください。
まとめ
怒ると様々な健康リスクやもありますし、相手も傷つけて自分にも被害が及ぶこともあります。
信頼している人が自分の周りから去ってしまったりする可能性もあります。
だからと言って、「怒りは害ある感情だから、怒りの感情をなくしてしまおう!」という話をしているわけではありません。
そもそも、怒りの感情をなくすことなど不可能に近いです。
あくまでも、その怒りをいかにコントロールできるかという話です。
怒りの感情を失ってしまうということは、ある種正常な判断を失うことに等しいです。
怒るべきところで怒れず、「まぁいいや」で済ませてしまうようになると、
本当は怒ってまで守るべきモラルや人命、誰かの心も守れない残酷な人間になってしまいます。
アンガーマネジメントの方法を調べて色々試しても、どうしても怒りのコントロールができないという方は、
私生活や周囲の環境に何か問題があるのかもしれません。
そんな方は信頼できる人や医師に相談し、適切なアドバイスをもらいましょう。
こういったメンタル面での問題は一人でなんとかしようとすると
余計にこじらせてしまう可能性もありますので注意が必要です。
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