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SOFTTOUCHしておくれよ。

ずっと気づかないフリをしていたけど、もうすぐそこまで来てしまった存在をこれ以上無視している訳にもいかず、僕は観念して駅前の魚屋に足を運び、程度の良い鰤と大根を買い求めた。

街がようやく静まった時分、もう去って行ってしまったポストサマーに想いを馳せ、台所で鰤と大根をコトコト煮る間にこれを書き始めた訳なんだけど、いつの間にかそんな季節になってしまったよね。

そんな夏の終わり、『解放  ポストサマー』と題したライブイベントに先月、以前から只の一ファンでありながらもご縁あってSOFTTOUCHソフトタッチのサポートメンバーとして出演させて頂いた。

(嗚呼、この叙情とカタルシス‥!)

僕が初めて彼らの音楽と出会ったのは、3年程前にKANA-BOONとのレコーディングスタジオ現場でVoの鮪くんが「今年イチのアルバム」と言っていたのをエンジニアさんと作業終わりでYouTubeを一緒にDigって観たのがキッカケだった。

上記アルバムのオープニングを飾る“リビルド"の様なハードエッジなギターリフで攻めてきたかと思いきや、この"Circle"の一歩引いたスタンスのPOP性(これが至難のワザ)、絶妙なシンセのバッキング、ソーシャルな視点のリリック、一応仕事柄わりとアンテナ張っていると思い上がっていた自分をぺしっとビンタするくらいには充分なインパクトだった。

あえて言うなれば、これこそが所謂ケレン味のないロック、個人的に誤解を恐れずであれば、bloodthirsty butchersブッチャーズで震えるのと近しい部分の琴線にココロノ風がびゅうっと吹いてきたのだ。

(吉村さん、また一緒にホッピー飲みたいんですけどどうですかね。。)

そんな来月、またSOFTTOUCHのメンバーとご一緒させて貰う機会があるのでお知らせを。

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前回のライブをやってみて気づいたけど、ベースを弾いてちゃんとしたライブをするのはBEAT CRUSADERSの散開ライブ以来初めてだったかもしれない(記憶が正しければ)。
自分のバンドであるkuhでプレイするのとはまた全然違う感覚と興奮があって、こうやってお声掛けしてくれるタッチのメンバーには感謝とリスペクトあるのみ。(メンバーの人柄も大好きです)

来月11/14@下北沢GARAGE、配信でもリアル現場でも、よかったらココロ震わせに遊び来て下さいませ。

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