「トレパク」を指摘するツイートの発信者情報開示事件、知財高裁は一転して開示を認めず
以前ご紹介した、「トレパク」を指摘するツイートの発信者情報開示の可否が問題となった事件ですが、その後、新たな展開がありましたので、ご紹介したいと思います。
この事件では、第一審の東京地裁は発信者情報開示を命じる判決をしていましたが、今回、控訴審である知財高裁は一転して、発信者情報開示を認めない判決をしました(知財高裁令和4年10月19日判決(令和4年(ネ)第10019号))。
事件の概要本件で問題となったツイートは、氏名不詳の投稿者CおよびDが投稿した、以下の4件のツイート