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家庭でできる英語教育②:『おうちでほぼバイリンガルの育て方』に学ぶ

ブラジルの片隅からこんにちは、くぼ れいです。

自分自身が英語を好きなこともあり、
『子どもの英語教育』は長らく私の関心事です。

今日は、『おうちでほぼバイリンガルの育て方』(主婦の友社 (編集) 、2019)で紹介されている
喜田悦子さんが行っておられた
家庭でできる英語教育についてまとめました。


【※注意事項※】最初に読んでください!

本記事を読むにあたり、
念頭に置いておいてほしいことがあります。

本書で紹介されているのは
廣津留真理さん、
行正り香さん、
小田せつこさん、
喜田悦子さんの4名ですが、
少なくとも廣津留さんと喜田さんは
『母の狂気×子どもの地頭』がさく裂した
超特殊パターンだということ。
(少なくとも私の世界線では…)

母親と子どもの相性が
とってもとってもとっても…(エンドレス)
良かっただけの可能性もありますが、
少なくとも一般的には、
同じことをやったとて、
同じ結果にたどり着くことはないと思います。

そのうえで、
『やってどこまで意味があるかはわからない』、
対して『やらなければ確実にゼロ』
という気持ちで読んでいっていただければと思います

【2歳~】家庭でできる英語教育

喜田さんは息子さんが2歳10か月のときに
英語教育を始められたそうです。
以下、2歳のときの取り組み内容をまとめます。

英語絵本の読み聞かせ

2歳10カ月で英語教育を開始されたときから
英語絵本の読み聞かせを
されていたそうです。

だいたい月に20冊くらいのペースで
購入されていたとか。

継続するとなかなかのボリュームですね!

英語圏の幼児向けのテレビ番組やアニメをみせる

英語のテレビ番組とアニメのビデオを
月に1、2本購入しておられたそうです。

英語圏の幼児向けのテレビ番組やアニメの音声の「かけ流し」

英語のテレビ番組やアニメのビデオの
音声だけを録音したものをBGMとして流し続けることを
喜田さんは「かけ流し」と呼ばれています。

これは、息子さんが小学2年生くらいまで
続けられていたと書かれていましたので、
約5年ほどなさっていたということですね。

【いつやる?】
子どもがおもちゃなどであそんでいるときや、食事の時間

【どれくらいの時間?】
1日平均して2~3時間

例)子どもが起きたらすぐにかけ、食事や着替えをする間で1時間。
夕食から寝るまで(お風呂の時間を除く)1時間半。
上記で1日2時間半の時間を確保できる。
また、幼稚園入園前ならお昼ご飯の前後、
車移動が多ければ移動中など。

【何を流す?】
必ず英語オンリーのもの。日本語が入っているものはNG。

3~4歳:会話が多いアニメ
5歳:本の朗読や、アニメより自然な会話に近い実写版の映画
それ以降~(英語が堪能になってから):BBCのニュースの録音

【ポイント】
「聞かせないように聞かせる」こと。
日常の生活音として、ただ聞こえていればいい。
まちがっても、「ほら、英語を聞いて!」などと言わない
おもちゃで遊ぶ手がともらないくらい、
ちゃんと会話ができるくらいのボリュームで。
英語のうたは非推奨(言葉として英語をとらえるにはあまり適さない)

英語での語り掛け

喜田さんは息子さんに
英語で話しかける「語り掛け」を
なさっていたそうです。

お手製フラッシュカードで単語の定着を図る

これについては本書では
詳しく説明されていませんでした。

お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話
にもう少し詳しく
書かれています。

【3歳~】家庭でできる英語教育

ここからは3歳頃から行っていた
取り組みについてまとめていきます。

個人経営の小さな英語教室のマンツーマンレッスンを受講

喜田さんの息子さんは
2歳10カ月で英語教育を始められたころに
大手英会話教室の
グループレッスンを受講されていますが、
半年で退会されています。

その後は、個人経営の小さな英語教室の
マンツーマンレッスンを受講されていたそうです。

【期間】
3歳~小学2年生

【頻度】
最初は週に1回、1年後に隔週に変更。

英語絵本の多読

それまでの英語絵本の読み聞かせにより、
息子さんが自分で読みたがるように
なってきていたことを受けて、
3歳3カ月ごろ、
多読を始められたそうです。

【やり方】
読み聞かせは含めず、
息子さんご自身で読んだものだけを
カウントするかたちで
読んだ洋書の語数を数えて記録する。

【ポイント】

①辞書は引かない
 (引かなくてもわかる本を読む)
②分からないところは飛ばして前へ進む
 (わかっているところをつなげて読む)
③つまらなくなったら止める
 (①、②の原則で楽しく読めない本は読まない)

SSS英語多読研究, https://www.seg.co.jp/sss/learning/

参考までに、喜田さんの息子さんの
多読の記録は以下。

3歳:4万3901語(50~200語を1日0~5冊)
4歳:17万3834語(100~300語を1日0~5冊)
5歳:57万306語(500~1000語を1日0~5冊)
6歳:222万2953語(500~8000語を1日0~3冊)

※100万語を達成すれば、基本語彙600~1200レベルになる。
6歳(カウント開始から2年10カ月)で
100万語達成した頃にはハリーポッターを読んでいたとか。。。
その10か月後には300万語を超えたそうです。

【4歳~】家庭でできる英語教育

簡単な英作文を始める

4歳ごろから始めた新たな取り組みとしては
簡単な英作文を始めたとの記載がありましたが、
詳しくは書かれていませんでした。

【6歳~】家庭でできる英語教育

ここからは6歳頃から行っていた
取り組みについてまとめていきます。

オンライン英会話

小学1年生の夏休みにオンライン英会話をスタート

【頻度】
1回25分を週に1回程度。
慣れてきたら徐々にふやし、
最大で週に4コマ。

こまめにやった方が会話力はつくとの考えから、
まとめて長時間ではなく、1日1コマ。

小学校高学年で平均週に3コマ
中学に入ってからも時間があれば。

【先生はどんな人?】
フィリピン在住フィリピン人。
楽しくおしゃべりるする先生と、
ワークブックを見てもらう先生と。

おわりに

前回もそうでしたが、
今回も、「いや、こんなことある!?」の連続で。。。笑

わが家の可愛い息子君は
1歳のころから英語絵本を
読み聞かせてましたが
6歳になった今も自分では決して読みません。

日本語に至っては
0歳から読み聞かせしていたのに、
まだ聞く専門です。

子どもの個性って本当に色々ですね。。。

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