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【The Guardian】Black family says police told them they can’t act on neighbor blasting racial slurs

 ただ酒を飲んでいたら日付をまたいでしまった10月1日の投稿。
 今日は10月1日ということで、来年度から社会人になる方は、内定式があったところも多かったのではないでしょうか。去年くらいから「なんで内定式は10月1日に多いのか」ということを思っていたのですが、これは、企業間の申し合わせの結果であったり、経団連が関わっていたり、また4月入社日のちょうど半年前の日であるからだったりといろいろ理由らしきものがあるようです。
 そんな10月1日(関係ない)に読んできた記事は、アメリカ・バージニア州での住居を巡るトラブルについて。

 この記事は、バージニアのある地域に引っ越してきた黒人家族(Martinezさん)が隣人の人種差別的な音楽等のレコードをかけていたり、猿のような奇声を上げたりといった行為に対して警察に訴えたところ、隣人の行為は法的に起訴できるものではないと判断したというもの。
 Martinezさんはこの静かな土地に夢のマイホームを持つと決まってから、明るい未来を想像していたようですが、入居後すぐに隣人の不規則な生活が目に付くようになります。それもそのはず、家にいるときにライトの明滅や音楽による騒音が毎日のように行われたら気が休まりません。これらの行為がエスカレートしてきた際に地元警察に通報をしたMartinezさん。地元警察は、隣人の行いがかなりひどい程度になっていることを確認し、留意するとしつつも、起訴できるレベルではないという判断を下したようでした。
彼らは、法の下で生きている(起訴されない範囲で)、と話すMartinezさんが印象的でした。

 隣人による騒音等の被害に関する記事でしたが、どう思われましたでしょうか。どこからが法に触れて、どこまでが法に触れないのか。なんとなく気になるところな気がします。
 ちなみに僕は一人暮らしをしているのですが、2つ隣の部屋がたまにうるさかったり、住居の前の道路で夜中まで騒いでいることがあるのですが、あの方々は起訴に値するのでしょうか。一度地元警察に相談してみるのも手なのかも。
 あと、最大の疑問はなぜこれがGuardianの記事としてアップされたのかということ。人種差別的な要素が含まれているから?その辺詳しくないので、その分野に明るい優しい方々、ご教授ください。

今回の記事はこちらから↓
https://www.theguardian.com/us-news/2021/sep/30/virginia-beach-family-neighbor-racial-slurs-police


(記事で難しいと思われる単語等をゆるくまとめてます)
blast:強い一吹き、突風、爆破
slur:早口に不明瞭に言う、ごまかす、中傷する
actionable:起訴できる
deem:思う
cul-de-sac:行き止まり、静かで落ち着いたところ
envision:心に描く、直面する
skit:(風刺的または滑稽な)寸劇
N-word:(遠回しに)nから始まる言葉。黒人を意味するnigger,nigga。これらは黒人同士で親しみを込めて使う場合もあるそうですが基本的にはタブー語のよう
appalling:ぞっとするような、ひどい
drain:徐々に排出させる、はかせる、ぐいと飲み干す

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