【The Guardian】Weatherwatch: the prized blood oranges from Mount Etna

おはようございます。今は朝の21時。
たまにはおいしいモノの話もいいかなあと思いまして、今日の話題はブラッドオレンジです。

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 ブラッドオレンジは、シチリア島エトナ山周辺におけるユニークな微気候(地表面に接する大気層の気候)によってつくられている。冬のエトナ山周辺は、日中15℃前後と温暖だが、夜になると氷点下付近まで気温が下がる、これらの冷たさがアントシアニン色素によりオレンジを赤く染めるために必要不可欠であり、甘さを増大させることにも一役買っている。(この独特の果肉の色からブラッドオレンジという恐ろしい名前は付けられるとともに、アントシアニンの抗酸化作用と高いビタミンC含有量によって健康にもよい果物としての評価を得ている。)
 この「シチリアの赤オレンジ」の品質と、これらが育つ環境が評価され、ブラッドオレンジはEU保護地理的表示基準をクリアしている。

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 シチリアの気候がおいしいブラッドオレンジを育てるとのことでしたが、現在は日本でも栽培されるようになったのだとか。あるサイトで調べたところ、販売価格は1500円/1キロくらいでした。一人暮らしのkuboにとってはお高い、、。
 一人暮らしをしてから野菜や果物といったものを自分で買う(食べる)機会が減っていて、栄養はしっかり取りたいと思いつつも、そううまくはいっていないというのが実際のところ。ちなみに野菜ジュースは好きでよく飲みます(野菜一日これ一本)。
 記事の要約の最後にちょろっと書いてある保護基準たるもの。日本でも地理的表示(GI)として位置づけられている果物や食物があるようで、その表示によって産地を特定でき、産品の特性がわかるようになっているのだそう。約60産品が登録済みなのだとか(僕の出身地からの登録はなかったことをここに報告します泣)。地理的表示などと検索をかければ見つけられると思うので、一度見てみるのも面白いかもしれません。

記事はこちらから↓
https://www.theguardian.com/news/2021/oct/09/weatherwatch-the-prized-blood-oranges-from-mount-etna

(単語等はこちらをご参考に)
Mount Etna:エトナ火山(旧名モンジベッロ)
microclimate:微小気候
cold plunge:水風呂
sicily:シチリア島
gruesome:ぞっとする、ものすごい
distinctive:特色のある
pigment:顔料、色素
fraud:詐欺、ペテン師
inferior:下位の
genuine:正真正銘の、純粋な









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