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創業1年の振り返り。挑戦者のDoをサポートするDoooxが、Doしきれなかったこと。

「行動で世の中を変えていく」をコーポレートメッセージに掲げるDooox代表の久保寺です。

先日、創業から1年を迎えることができました。これもひとえに、日々支えてくださっているクライアント企業様、頼もしい仲間、そしていつも関わってくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

少し時間が空きましたが、せっかくの機会なので、このタイミングで1年を振り返ってみようと思います。

前回のnoteにも記載しましたが、私たちは「行動」という世界78億人に関係する領域に焦点を当てています。そして、その領域は、前例のない、未開拓な市場です。

「本当にニーズがあるのか?」「ビジネスとして成り立つのか?」
そんな不安を抱えながらも、日々目の前の課題に向き合い続けた1年。

気がつけば、9名の頼もしい仲間に囲まれ、業績も黒字で終えることができました。

また、クライアント企業様の契約継続率も高く、新規のクライアント様のご紹介も増えています。共に伴走させていただいてる皆様に、心より御礼申し上げます。

挑戦する方々の行動をサポートするDoooxですが、この1年でDoしきれなかったこともしばしば。今回は、1年の反省も含めて「Doしきれなかったこと」をお話します。

1年間の自己採点は45点

この1年を一言で表すならば、「0から0.5になった1年」です。土台となる0.5を立ち上げることはできましたが、目指していた「0→1」には届かなかった。

残りの「0.5」は、組織に関する課題です。この1年の成果は、確実にこれまでDoooxに関わってくれた仲間1人1人の成果。仲間がいたからこそ実現できたものがたくさんありました。

しかし、そんな仲間の挑戦する機会を爆発的に増やすことができたのではないか、というのが私の反省です。弊社で掲げている「3Do」の精神の中で、

①前例や理屈に捉われずにまずやってみる
②迷ったらチャレンジする方を選ぶ
③やるならコミットしてやり切る

という内容があり、皆新しいDoを楽しんで、一歩踏み出しながらやってくれています。ですが、もっと前のめりに失敗を恐れずにDoをしていく文化・環境を爆発的に加速させられたタイミングがいくつかあったと反省しています。

その反省を糧に、早速取り組み始めていることが2つあります。

1つ目は、Doooxの業務のより詳細な言語化。度々になりますが、私たちの事業は、未開拓の市場です。決められた型もなければ、前例もありません。この事業を正確に言語化し、世の中に説明できなければ、私たちの価値を理解していただくことはできない。

そこで取り組み始めたのが、業務内容の言語化プロジェクトです。私たちが提供しているサービスや、業務のフローを事細かく、詳細に言語化しまとめていくことで、より解像度高くクライアントへの価値提供が可能になっていきます。

また、クライアント企業様への説明はもちろんですが、同時に社内でも言語化することにより明確な共通認識が生まれます。よりスムーズに業務に取り組めるよう、メンバー同士が共通認識を持つのはとても大切なこと。

これから採用を強化する上でも、社内での共通認識を揃えることが、新しいメンバーの早期の活躍に繋がるはず。

クライアント企業様とメンバーの双方の理解が一致することで、よりスムーズかつ正確な価値提供が実現できると信じています。

2つ目は、前のめりに挑戦できる文化作りです。何も行動しないことよりも、むしろ果敢に挑戦した結果として短期的に上手くいかなかった軌跡は、決して無駄なものではありません。個人にとっても、組織にとっても大きな財産です。

そして、未開拓、かつ未完成な市場なだけに、正解がわからないこともあります。そもそも、何事にも正解などないとも思っています。

しかし、そこで尻込みして挑戦を止めるのではなく、メンバーには「新たな常識を作っていく」という気概を持って挑戦して欲しいと思っています。挑戦しやすい社風を作るために、新たなプロジェクトなどは全員に投げかけ、できるだけ挙手制で責任者を募り、進めて行ってもらいます。

徐々にその文化も広がってきており、毎週、毎月のように組織は変化しています。これまで細かく私に確認していたものも、今では自分の意思を持って進めてくれており、とても頼もしいメンバーに囲まれたなと、メンバー1人1人には感謝しかありません。

クライアント企業様との前のめりな伴走はもちろんのこと、これからは社内に向けても更に積極的に挑戦する文化づくりを加速させていきます。

今は、海外展開の仕掛けも取り掛かっておりますので、今後の展開に乞うご期待ください。

Dooox本来の価値

この1年を通して、Doooxが提供するサービスに、確かな手応えを感じています。そして、本来の価値を更に強く確信できました。

それは、「まず一歩を踏み出す支援をすること」です。

何事もやってみないとわかりません。気づいていても、なかなか一歩が踏み出せない。

そんな人たちの一歩を支援するのがDoooxです。

そのために、私たちは3つの取り組みを徹底しています。

1つ目は、「見える化と言語化」です。

なかなか一歩が踏み出せない方からご相談されるのが、「漠然としたアイデアはあるが、まず何から始めたら良いのかわからない」ということ。

Doooxでは、初回の面談から実行までの間に、何度も面談を重ね、とことんお客様と向き合います。その中で、やりたいことの背景にある事象や、個人的な思いまでを深く聞き取り、やるべきことの見える化と言語化を進めることを大切にしています。

しかし、見える化と言語化ができたら成功するわけではありません

そこで、2つ目の「最小タスク化と期限管理」です。

目指すべき目標が見えたら、そこから逆算して可能な限り細かくタスクに落とし、スケジュールを引いて、お客様と共に走っていく。

進行途中であっても、常に現状把握を行い、今自分たちがどの段階まできていて、あとどのくらい頑張れば目標が達成されるのかの見える化/言語化も徹底していきます。

これを継続することで、お客様のモチベーションも上がり、プロジェクトの進行スピードも大幅に上がっていく。

​​具体的には、毎週や隔週ペースで「この3つのタスクさえこなしてもらえたら、3ヶ月後の完成に向けてマイルストーンはクリアする」というような他業務との並行も可能になる仕組みを採用しています。

そして、3つ目は、「失敗を無くす仕組み作り」です。

新しいことをするのであれば、うまくいかないことも多々あります。大切なのは、そこから得た学びを、どのように次へ活かすのか。

「何かうまくいかない」と感じている会社さんに共通しているのは、失敗の定義づけが曖昧なこと。

「何が失敗だったのか?」「どのような打ち手を考えているのか?」と聞いても、納得度のある回答を導き出すことはなかなかできません。

だからこそ、大切なのは「失敗の記録」。この記録を元にした「失敗を無くす仕組み作り」は、Doooxの大きな財産です。

業界 / 業種に関わらず、幅広いお客様を支援している私たちだからこそ持っている失敗のデータは、必ず様々な場面で役に立ちます。

これら2つの取り組みを通して、挑戦する人の熱量を引き出し、その行動に伴走できる人材と、「失敗の記録」が重なり合った時、Doooxの価値が最大限に引き出されると私は考えます。

そして、踏み出した一歩に伴走し、成功体験を共に作り出す。そこからまた新たな一歩が生まれて、数ヶ月前とは見違えるようなマインドとスタンスを手に入れることができるはず。

今まで以上に多くの企業の方々の伴走役となれるよう、これからも全力で関わっていただく全ての方の夢や志に向き合っていきます。

「行動」こそが世の中に新たな付加価値を提供するものだと信じ、その提供範囲を着実に拡げていくことが、我々の目標です。

これからのDooox

冒頭にも述べたとおり、まず優先的に取り組むのは「組織作り」です。

社員一人一人のパフォーマンスを最大限に引き出す環境を作るために、私ができることは「Doooxの業務の言語化」と「前のめりに挑戦できる文化作り」の2点。まずは、そこから地道に改善していきます。

そして、創業時から継続している採用にも注力したい。

採用する上で重視するのは、私たちと同じマインドを持っているかどうか。これまでにどのような会社で、どのような活躍をしてきたのかも大事ですが、それ以上に大事にしたいのがマインドです。

基本的には、多種多様な人がいた方が、様々な化学反応も生まれ、いい組織になると考えています。しかし、異なるマインドを持っていると、組織としての方向性や、仕事の質にバラつきが出てしまう。

今のDoooxは、とても温かみのある組織です。ここに、いい意味で刺激し合う文化が付け加えられれば、Doooxはもっと強い組織になる。

そのためにも、社内外への発信を強化して、同じマインドを持つ人材をたくさん採用したい

創業から1年が経ち、異なるバックグラウンドをもった優秀な仲間たちがジョインしてきてくれています。

最近ジョインしてくれたメンバーも、ユニークなバックグラウンドから、これまでにはなかった知見や考え方を提供してくれており、今まで以上に刺激し合う文化創出の火付け役となってくれています。

Doooxは、挑戦する方々の伴走役はもちろんですが、そこで終わるつもりはありません。

日本だけでなく、世界全体にDoする文化を創出することが最終的な目標です。

Doは世界に新たな付加価値を創造することができると信じています。

そして、Doooxは「世界で一番、新しい行動を支援する会社になる」

そこに至るまでの挑戦については、また別の機会にでも。

2年目のDoooxも、引き続き応援よろしくお願いします!

それでは、また次回のnoteで。

Doooxでは、絶賛採用強化中です。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。


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