出産記録①

先日、『コウノドリ』シーズン号泣にて終幕。
このドラマ、毎回いろいろ課題を考えさせられることが、個人的にすごいなと思ってます。
これは、出産経験者もそうでない人も関係なく、生きていくっていうことを考えるなぁと思いました。
出産経験者としてみたら、
本当に出産は個人それぞれで、個人それぞれに物語がありますし。

私なんか、体育会系の健康人間が、安産としか思えないようなお産を想像してましたが、
いざ、陣痛の痛さに、悲鳴と恐怖と頼りにするはずの主人への「どーでもいいから触らないで」って言えるくらいw
本当痛い。それが27時間の戦い。
って言ったら、「短い方だよ」って言われて泣きそうになりました。いや泣いた。

長男は朝方。
深夜3時くらいに、陣痛と戦いながら病室の壁をどんどん蹴ってしまってたんでしょう、
明らかに仮眠していたであろう助産師さんが入ってきて「ちょっと、うるさいよ〜〜まだまだだから、壁だけ蹴らないで頑張れ」って無責任な声掛けしていきました。
で、朝方4時半くらいに、いい加減苦しいし、限界かなと思ってたら、見に来た助産師さんが「もう産まれるよー!早く呼ばないと!」っておい。むっちゃ呼びたかったけど我慢したっちゅーねん。
何やら慌しく電話して「先生、203号室、急いでください」って、
気がつくと看護師も増えてて
あっとゆー間に分娩台まで運ばれて、
「はい、立って移動してー」
いやいやいや、もう出ちゃいそうなんですけど!
そんな気持ちを察してくれたのか
年配の助産師が私のお股を押さえてくれた。
見知らぬ女性にお股押さえて頂くなんて貴重な体験だわ。後で聞いたら、万が一赤ちゃんが落下したら危いからだって。だよね。
そこへ、無茶苦茶眠そうな先生現れて、そうよね、早朝4時半だもの。ゴメンなさいね、こんな時間に産気づいて。上が術着みたいなやつの、下は明らかにパジャマであろう短パンの先生…ちょい変質者だわw
はい、そこから
「痛ーい!」
「頑張ってー!」
「無理ー!」
「もう一度!」
の繰り返しをして
無事に長男産まれてくれました。
いや、まず、指見たよね。指は5本?目はある?鼻、口は?異常ないか。
もう何でもいい、無事に産まれてくれたなら。健康ならば何でもいい。→この気持ちね
→はい、この気持ち、絶対忘れちゃがアカンやつ。
今現在なんか、テストの点数悪いだけで怒られて、麦茶しまい忘れただけで怒られて。あーかわいそう。
産まれて元気なだけで良いんだったわ。

続く

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