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小さな町で19年,楽しく頼もしく生きていく

去年の記事からもう一年が経つのですね。





flotsのオープン日が8月23日なのと
お盆のラッシュが終わるこのタイミングは振り返りをするのにちょうどいいかもしれませんね。

ここ数年はコロナがあったり、AIが発達したり、父母ヶ浜が観光地になったり、新規事業を立ち上げたり、歳を取ったりと色々ありました。
みなさんもこの数年は随分と価値観の変化があった時期だったのではないでしょうか?

僕自身は根っこの部分はしっかりと保ちつつ、さまざまな情報を浴びながらも
自分自身の価値観(美しさ、綺麗さ、美味しさ、面白さ)に従い、考え、行動してきました。

その中で2023年8月〜2024年8月を振り返ってみると随分と楽しく濃い1年だったなぁとしみじみ感じますが、
大きく三つのキーワードが浮き上がってきました。

その三つとは
・団欒
・若者
・水脈、土中環境
という言葉たちです。


まずは【団欒】






これまでは月に1回するかなぁぐらいのペースで開催していたのですが
この一年は多い時には週3、平均して毎週開催してました。
回数だけではなく、他に変化させたのが「テーマ主」を置くということでした。
ただ団欒を作り、「その時々の偶発性」ということを大切にしてきたのですが
一段抽象度を落とし、あるテーマで主役を設定し、その主役、テーマに興味がる人たちが出会う、ということに照準を当ててみることにしました。

わかりやすくいうと『オタク仲間ができる』場作りということですね。
これによりまた新たな繋がりがたくさん誕生しました。
例えば
・お坊さんの団欒
・政治家の団欒
・農家の団欒
・自然エネルギーの団欒
・天然石の団欒
・麹とモリンガの団欒
・小説の団欒
・猫ちゃんの団欒  などなど。。。

やはり共通の興味があると、好きの切り口は多種多様なのに
仲良くなる早さと深さはこちらの方が圧倒的なように感じました。
食を中心にして話し合うことで会議室ではなかなかあり得ない深度で対話が進んでいきます。

そして色々な団欒で参加者さんの個性を見ていると
こことここを繋ぐと個人がより良い関係性で繋がったり、地域への波及であったり、新しい価値の創造、可能性を感じることが多々であったり、実際に繋げてみたり。。。

とにかく楽しい日常とワクワクする未来への可能性と出会うことができました。

今後もこのような団欒は続けていきますので
開催したいテーマがあればお気軽に声をかけてやってくださいね。


◎二つ目は【若者】







この一年は沢山の若者たちの話を聞いてきました。
これは幾つか要因(これもどこかで書きたいですね)があると思うのですが
とにかく10歳以上下の子たち(20〜40歳手前)とよく出会い、よく絡むようになりました。
そんな若者たちと交流しているとついつい話し込んでしまい、明け方の4時5時になるシーンが増えてしまうという、、、
チルを目指す浪越なんですが、チルすぎるとチルではなくなってしまうのではないのか、、、という課題に直面している今日この頃です。

そんな子たちとの対話はやはり未来のことについて話す機会が多いですね。
そんな子たちの「本質」を抜き出し、その本質を活かすことから生まれる豊かさ、幸せについて一緒に考える、ということに
たくさんの時間を使ってきたように思います。
何とも豊かな瞬間の連続であります。

そして悩み、落ち込み、不安に潰されそうになった時もまたふらりと現れ、ゆっくりゆっくり話していくこともありました。
基本的に自分と向き合うということはキツいことであり、めんどくさいことであり、しなくても良いことなのかもしれません。
・・・が、自分は向き合うということをしなかったことを後悔した経験がありますので、
そんな悩みや願望を持つ子がいたらこれからもゆっくり付き合っていきたいと思っています。

flotsとku;belがあることで「食べること」「話すこと」「眠ること」はできますので
そんな時間が必要な方はお声がけください。


◎三つ目は【水脈、土中環境】



これはなかなか伝えにくいことではあると思うのですが、、、
これからの人生のミッションになるだろうなぁと感じています。

始まりは去年の9月頭ぐらいかな。
仁尾町には長さ1.2kmぐらいの運河が流れています。その運河を掃除している場面は一度も見たことがないので
ひょっとしたら40年以上手付かずなのかな?
なんにせよやはり大量のヘドロで匂いもなかなかヘビーなものあったのですが
仲間たちと調査&掃除をしてみて
随分な可能性を感じることができました。

そして誕生した合言葉は『ど部』!
なんともシンプル!!!
レッツ ど部活!!!!!!

ちょっと訳わかんないですよね。
これも今年という時間を使ってゆっくり形にしていければいいなと思っていますので焦らず見守ってやってください。

なんせ可能性というのは、この運河が美しくなる(美しくしようとする)ときっとこの場所を使って地域内外の人の遊び場にも仕事場にも表現の場にもなり得るし、それらの活動を行うことにより海に入る手前の環境整備にも一役買えるんじゃないかなぁという妄想が湧いてます。
結果、この町の日常が、この運河に接する人たちが、この瀬戸内海の豊かさが少しずつ愉しくなっていく映像が見えました。


うっすら見えてきた、より大切なこと


なかなか大きく無謀なことだとは思うのですがそんなことを「しようとする」、そんな無謀な妄想に「手を伸ばし続ける」ということが大切なんじゃないかなぁと思うようになってきました。
これまでは【できるであろうことをする】ということが多かったように思うのですが
そんな理想郷を夢見つつ、手を伸ばしつつ、語り続けることが必要なんじゃないかなとも思うのです。
そんなことを「いいね!」って言って付き合ってくれている仲間たちもいますので
今後の動きを優しく見守りつつ、興味がある方はいつでも声をかけてやってください!!!

そしてあなたも妄想の中の理想郷も「いいね!」って応援し合えるような関係を作っていきたいと願っています!

2025年8月23日のカフェドフロ20周年を迎える時にはどのようになっているのか、
1年後が全く想像つかない人生ではありますが、
きっとどのような状況であっても主体性を持った仲間たちと愉しく笑いながら切り拓いていってるんだろうなぁということだけ
わかっているので、それでいいんだと納得しています。


去年掲げたこの言葉


「愛」とは自己理解と他者理解の循環であり、
「希望」とは愛を受け入れた先にワクワクがあるかどうか。
この言葉を真ん中に置きつつ、こんな47歳の浪越ではありますが、
引き続きよろしくお願いします!!!!!

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