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NIPT検査【13w1d】

先日、NIPTの検査を受けて来ました。
 この検査では21・18・13トリソミーの染色体異常がないかを検査し、ダウン症や重篤な心疾患を持つ子が生まれる可能性がないかを母体の血液から調べる検査です。結果は【陰性または陽性】と診断され、結果が陽性だと羊水検査で再検査を受けます。カウンセリング、血液検査、結果報告までで費用は19万円程かかりましたが、私達は年齢的にも、将来の子育てにかかる費用などを考えても、子どもは1人を望んでいます。
(産んでみたらもう1人欲しいとか言うかもしれませんが…。そうなったら死ぬ気で働かねば笑。)

 検査の方法はNIPTの他にも、NT (胎児の首のむくみと血流)+採血(6万円)、クアトロテストという(2万円)で検査するものもありますが、結果はどちらも【確率】で表示されるそうです。50%という結果だったら検査の意味あるのかな…。

 女優の小松みゆきさん(不妊治療の末に49歳で出産された方)の雑誌のインタビューで受精したときに、染色体の異常があるかないかは決まっているという記事を見たのですが、私達は顕微受精の融解胚移植だったので、もし最初から受精卵に染色体の異常があったのなら受精卵〜妊娠継続まで至っていなかったんじゃないかと思いつつ、もしもここで異常が見つかったらどうするのか?かなり話にくい内容ですが、夫婦で意見を交換し方向性は決まりました。

そもそも人として成長していく段階で発症する難病などを含めて8千以上もの病気があるそうで、その中の本当に生命に関わるとされているたった3つだけの検査で思い悩んでも仕方がないと思いました。不安や悩みにはキリがないので自分の覚悟を決め、その時の状況を受け入れるしかないなと思いました。

なぜこの病院を選んだのか?
■認可施設であり、遺伝子カウンセリングを行ってくれるから。
■妊婦自身でネット予約が可能だから。
■やむ終えない場合は(※基本的には夫婦同伴)妊婦1人でも検査可能だから。その場合は検査までに再度来院が必要。

本当は自宅に近い病院にしたかったのですが、他の病院では妊娠10週〜15週の間に検査&自分が産む予定の産院の医師から予約&夫婦同伴が絶対だったので、それはどう考えても無理でした。
私は幸運にも13週目で夫婦同伴の都合のつく枠で予約できました。

 カウンセリングは産科医師と遺伝子専門医師の2人でとっても親切丁寧に説明してくれました。10時の予約でそれに合わせて病院着いた時点でかなり混んでいましたが、受付案内の方も病院内の方達もとっても親切で、採血も優先してくれました。受付・カウンセリング・採血・会計など全部で1時間半以内で終わり、つわり真っただ中の私は、ただ座っているのも辛かったので本当に助かりました。

 …大学病院は数こなせではないけど、とても混んでいて、ひたすら待たされて、診察はあっという間に終了。。。というイメージだったのですが、東邦大学医療センター大森病院の遺伝子カウンセリングチームはすごく親切でわかりやすく丁寧でした。

結果は【陰性】2週間後の妊娠15週に電話で受けました。
 この日までは生きた心地がしなかったです。親などにも妊娠報告をするのはこの結果が出てからにしよう思っていたので、誰にも言えず、試験の結果を待つような不安な日々でした。病院からの10分程度の報告電話でしたが、この日は緊張ストレスがかかり過ぎて体調が悪くなってしまい、1日中寝込んでしまいました。
とりあえず、結果に一安心です。
毎日、自分に無理をせず、地道に生きていくしか不安を落ち着かせる方法はないと思う今日この頃です。
今週1ヶ月ぶりの妊婦検診があるので、今度はそれを楽しみに1日1日を過ごしていきたいと思います。

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