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【イラストレーションコース卒業生インタビュー】人物表現の手法や選び方を知り、苦手意識を克服!

イラストレーションコース卒業生インタビューとは?

京都芸術大学 通信教育部 イラストレーションコースは、入学から卒業まで通学不要、完全オンラインでイラストを学べる大学コースです。

今回は、主婦として家事をこなしながら2023年3月に卒業を迎えたほっきょくうさぎさんにインタビューを行いました。「入学を決めたきっかけは?」「どんな課題があるの?」「実際に上達した実感は?」など卒業生のナマの声を通して、本コースでどのような学びを得られるのかご紹介します。

ほっきょくうさぎさんプロフィール

ほっきょくうさぎさん
学生時代に芸術系大学への進学を目指すも断念し、美容系の専門学校へ進学。複数の職を経た後、主婦業のかたわら広告制作に従事。他の進路へ進んだことに心残りがあり、自信のなかった人物描写を学びたいとも考えた結果、2021年4月に3年次編入として京都芸術大学通信教育部イラストレーションコースに入学。現在は再び広告制作に携わり、イラストの制作も行っています。

ほっきょくうさぎさんの入学前と卒業後の変化
【入学前】

広告制作に関わる仕事に従事していたが、学生時代からの芸術系大学進学の夢が諦めきれない。人物描写に自信がない。

【卒業後】
人物描写の引き出しが増え、挿絵や本の表紙のイラストを描く仕事がしたいという新たな夢を持てるように!

苦手だった人物表現のパターンや選び方を学べた「デフォルメ表現」

ーーほっきょくうさぎさんは、どのような流れでイラストレーションコースに入学されたのでしょうか?

X(旧Twitter)でイラストレーションコースの存在を知り、完全オンラインで受講でき、最短2年で卒業できるということに魅力を感じ、入学を決めました。入学前はAdobe Illustratorを使用して広告を制作したりイラスト販売などを行っていましたが、本格的にイラストを習ったことはなく、CLIP STUDIO PAINTも入学してから初めて触ったという感じです。

入学前のほっきょくうさぎさんのイラスト

ーー入学に際して、何か不安はありましたか?

専門学校での経験はありましたが大学で学ぶのは初めてだったので、入学当初は学習のイメージがつかめず不安もありました。良かったのはX(旧Twitter)などのSNSで同じ進行具合の方を見つけてフォローしていたことですね。同じ課題に取り組む仲間がつぶやいた不安、質問、攻略方法などにとても助けられたので、私のような状態にある方は、こうした在学生をフォローしてコミュニティに参加するのもおすすめです。

ーー在学中はどのように授業や課題に取り組んでいましたか?

普段は資料集めのみを行い、提出期限の1、2週間前に集中的に学習するようにしていました。1日3〜10時間ほどイラスト学習に取り組んでいたと思います。MacBook Air、iPad Pro、Apple Pencilを主に使用して課題制作などを進め、1年目に29単位、2年目に36単位を修得することができました。

ーー特に好きだった授業は何ですか?

「イラストレーションV-3 デフォルメ表現」です。受講するまでは、人物キャラクターをデフォルメして描く方法に関して悩んでいました。この授業で頭身や顔の輪郭などの描き方のパターンがあること、目的や与えたい印象に応じたパターンの選び方を学びました。この授業で学んだことは、自分の表現を追求する上で必要な内容だったなと実感しています。

ア・メリカ先生が講師をつとめる「デフォルメ表現」

また、最後の「卒業制作」も、他の学生や先生方の意見を取り入れながら制作を進めていくのがとても新鮮でした。

具体的なエピソードとして、学生同士の意見交換の場でラフ案を3つ提示し、「最もテーマが伝わりやすいものはどれか?」と聞いてみたことがありました。そのとき実は、自分が一番良いと思っていたものとは別の案に票が集中したんです。皆さんの意見を聞いてみると納得するものばかりで、結果的にその案を採用することにしました。自分ひとりで作業をしていたら独りよがりになっていたかもしれませんが、さまざまな意見を得られたことで、「これで進めていいんだ」と安心して制作を進めることができました

授業の内容とは離れますが、「大学で学習している」ということ自体、私生活で落ち込むことがあったときの支えになりましたし、先生方の仕事に取り組む姿勢など、精神論的なお話も制作を続ける上でとても参考になりました

ーー卒業に向けて、学生の間にやっておいてよかったことはありますか?

いくつかあって、ひとつは美術館へ行って本物を見ることです。また、授業で気になることがあったら、遠慮せず質問をすることも大切です。加えて、他の学生の方とリアルな交流を持つことができると、孤独感が和らいで、やる気に繋がるかもしれません。

ーー入学前と在学中、卒業後で生活に変化はありましたか?

入学前にしていた広告制作については、在学中はストップして学習に専念していました。睡眠を十分にとって、しっかりと体調管理をするようにしていましたね。無事に卒業できたので、現在は再び広告制作の仕事をしています。

今後は、以前行っていたお仕事を受注しながらイラストを販売していく予定です。挿絵や本の表紙のご依頼をいただけることを目標にしています。

卒業時のほっきょくうさぎさんのイラスト

ーーありがとうございます。最後にイラストレーションコースへの入学を検討している方へ、先輩としてメッセージをお願いします!

イラストレーションコースは、自分で計画してこつこつと進めていける方に向いていると思います。学習を充実させられるかどうか、そして卒業後イラストレーターとして活躍していけるかどうかは、それぞれの自主性と自己管理能力が問われる部分だと思います。

ただし、もし途中で路線変更をしたり、学びを止めたりしても、それは失敗ではなくむしろ人生の貴重な経験が増えるということ。是非チャレンジしてみると良いと思います。

私のように主婦として家事を行いながら通われる方は、自分の都合以外で学習が中断されることがあるので、期日に余裕を持って取り組むことが大切だと思います。今すぐに学ぶこともできますが、健康であればいつかまた余裕のある時期に挑戦することもできるので、まずはご自分の健康を一番に考えて大切にしていただけたらと思います。


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