教職課程を履修して思ったこと①〜理系の場合〜

 くれあです、ご愛読ありがとうございます。今日は教職課程を履修し始めた学部入学時について話したいと思います。

 大学に入学して感じたのは、 "勉強時間の増加" でした。私は数学科に入学し、数学の中学or高校教員を目指していました。理系は忙しいと覚悟はしていましたが、ちゃんと勉強したいと思うと勉強にかける時間はかなり多くなりました。

 まずは履修する講義の多さ。1日に受ける講義は平均して3、4講義で、時間に換算すると4〜6時間程。文系に比べると多いかもしれません。教職課程を履修していない友人とと時間割を比べると、毎学期、自分の方が2、3講義多かったです。さらに、教職課程は卒業単位にカウントされません。2講義でも卒業単位に入らない講義をプラスで履修するのは負担でした。

 さらに、入学まもなく1つ壁にぶつかりました。"大学で学ぶ数学の難しさ"です。高校までの内容とはまるで雰囲気が違い、その難しさに脱落し妖怪コピペ回しに成り行く同期が続出しました。おそらく同様の課題は理系の他学科の学生も体感していると思います。数学科の勉強だけでも自習時間は一気に増え、大学受験時代より勉強時間は増えたような気がします。

 また私はもともと文系科目が苦手だったので、文系チックな教職課程の講義は苦痛だったのです。単位の評価が論述レポート100%や期末試験100%...文系を避けてきた私にとって論述レポートを仕上げたり、法律などを覚えるのはとても時間がかかりました。教職は必ず履修しなければならない"日本国憲法"は、周りの同期がみんなSやAを取る中、私だけ落としました(笑)普通に勉強して普通に落としました...(笑)
※通っていた大学の成績は上からS、A、B、C

 まとめると、大学レベルの理系科目の難しさに慣れるのに必死の中、教職科目も履修するのは、結構大変だった!ということです。文系から逃げている理系の教員を目指す皆さんは覚悟しておきましょう...!
 ただ、論述したり苦手な暗記をしたりという経験は教員採用試験で必須になります。大学でそういう練習ができたのはとても良かったと思います。一応、ヒーヒー言ってた私でも無事教員になれましたので...(^^;

サポートいただくと、嬉しくなって皆さんの力になれるような記事を書くモチベーションになります!