一生懸命、が好き

「笑うのは人　恐れるのは自分　天は笑いはしない」

漫画「バガボンド」の宮本武蔵の言葉です。

ある方からね、こんなことを教えてもらいました。
「クリシュナ（すべての源である神さま）は一生懸命、が大好きなんだよ。」

私は今新しいことを学んでいます。
自分の身体も心もすべてそこにぶち込まないと、身についてゆかない。
とくに、６月に行われた初めての合宿期間は学ぶこと、知ること、経験すること何もかも初めてで
緊張していたし、すべてをそこにつぎ込んでも、
はじめてなんだから大いに失敗したり
そのことに「恥」を感じたりするわけです。

そして普段の自分がいかに、
「失敗」を恐れ
「恥ずかしい」経験をさけて
無難に無難に生きていたか、
無難な道を選択していたか、実感したのです。

私の周りには私の失敗をあざ笑うような人はいません。
それでもそのことが怖いのは。
きっと少しだけ「世間」というものに目を向けると
そこではほんの少しの間違いも、人との違いから目立つことも、
今までにはない考え方、意見も

勇気をもって行動した人のことを
安全パイな場所から
なんの責任ももたず「あざ笑う」人たちがいることを知ってしまったから。

「人は笑う　恐れるのは自分　天は笑わない」

失敗すること、恥をかくことを恐れているのは自分。
人から笑われることを恐れるのは自分。

そのことに気付かせてもらった言葉。
そんな、恐れを感じながらも
勇気をもって一歩を踏み出した自分。

たくさん緊張していたし、失敗を恐れていたし
そういう自分を「ないもの」として
心の奥深くにしまい込んで、
なんでもないふりをしていたのだってことに気付いたら
それだけでスーッと楽になった。

そして私が失敗しても恥かいても
緊張して変な感じになっても
「天は笑わない」
神さまはそのことをあざ笑ったりなんてしない。

いつもやさしい目でみつめてくれている。
私がうまくいっても、失敗しても、どちらであっても
変わらずあたたかいやさしい目で。

「クリシュナ（すべての源である神さま）は一生懸命が大好き」

うまくいくかいかないかなんて
神さまにとってはどっちでもいいのかもしません。

ただ、自分の中身が透明で静かで
「今ココ」にど真ん中にいるあの感じ
目の前のことにうんと集中しているようで
リラックスもしているようで
身体も心も精神も
すべてを今のこの瞬間に投じている、あの感じ。

いつもいつもそんな風にはできないけれど、
それを「一生懸命」と呼ぶならば
そんなふうに自分のすべてを投げ出せるものに出会えたこと
それだけで１００点満点のような気がしています。

そして神さまも、喜んでくれているのね、きっと。

９月初めから、また２週間ほど後半の合宿が始まります。
同じように緊張して、失敗や恥も恐れながらの挑戦だとは思うのだけど
今までと感覚が違うのは
そんな自分に気づけたから。
合宿中、どんな気づきがあるのか、今から楽しみです。

前半の合宿が終わって今までに、たくさんの人の身体で練習させていただいて
「触れること」
「触れられること」
ひとりでは経験することのできない素晴らしい体験をたくさんさせていただきました。
ありがとうございます😊
改めて自分の周りの方々とのご縁、つながりを大切にしてゆこうって
そこにたくさんの感謝が生まれました。