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お勉強しましょう

この表は厚生労働省から引用しています。

ところで去年はインフルエンザが大流行で緊急事態宣言が出てましたかね!?確かにインフルエンザには薬があります。

タミフル、リレンザ、イナビル。ラピアクタもあったね。

勉強ついでにもうひとつ賢くなりましょう。

細菌とウイルスの違い。
細菌とウイルスは根本的に違います。細菌は生体で無くても繁殖出来ます。キノコやカビも細菌で生きた生物に寄生しなくても繁殖します。

逆にウイルスは生体の細胞内に入りこまないと増殖出来ません。構造が外殻と染色体のみなので生物の細胞内でのみ増殖します。

細菌は抗生剤での治療が有効です。細菌の細胞に対して効力を発揮する薬です。

ウイルスは増殖を抑える薬はあってもウイルス自体を死滅させる薬はありません。

細菌もウイルスも感染した時に出る症状は生体防御です。自己免疫活動によって体温を上げて細菌やウイルスを退治しようとしているのです。咳やくしゃみや鼻汁も体外に排出しようとして起こることなのです。

一般的に風邪と言われているものは上気道のウイルス感染が正式名称であるというか、自己免疫が低くなった時に上気道にウイルスが入り込み増殖してしまった際に出る症状を指します。根本的に治療する薬はありません。身体を休めて栄養を摂取して自己免疫で排除するのを待つのみです。

市販の風邪薬とは発熱や頭痛、咳鼻水など生体防御による症状を抑制するものです。(漢方薬は別)ただし、発熱に関しては危険を伴います。人間の身体はほぼタンパク質で出来ていて、肉を調理する事を思い浮かべて頂ければ想像が出来ると思いますが、タンパク質は熱を加えると硬くなります。40℃以上の高熱が出ると人間の身体も固まっていきます。特に脳がダメージを受けやすく、熱は下げる必要があります。なので熱が高くなるようなら解熱剤を使用します。

ちなみにおでこを冷やしたり氷枕は気持ちが良いだけで熱を下げる効果はありません。熱を下げるために冷やす有効な部分は腋や鼠径部の血管が集中している場所です。1度に3点冷やしクーリングを行います。(保冷剤など直接皮膚に当てると皮膚トラブルの原因になるのでタオル等で巻きましょう)

最後に、新型コロナウイルスは感染してからすぐには発生しません。前述したようにウイルスが感染し体内で増殖しなければ症状は出ません。(感染から発生まで14日と言われています)特に発症した日前後2日ずつが1番感染力が強いと言われています。

情報が多量に垂れ流されている時代。正しい情報、正しい知識。そして、正しい情報を得る方法を持っておきましょう。

日本政府が情報を操作している等、政府陰謀説を信じていない限り、厚生労働省や内閣府等ホームページがあり常に情報は閲覧する事が出来ます。

何かしら一方的な思想の情報に左右されてパニックになる前に情報を整理しておけば、対応を誤る可能性を低く出来るはずです。

では、皆さん。寒い冬を健康で乗り越えましょう。

サポート頂けるとモチベーションになります。どんどんサポートしたくなるように精進します