5.その後の記録 停滞

「障害」だと感じ始めてから、気分が今まで以上に落ち込んだり、それでも希望を見出す瞬間があったり、泣きながら色々なことを考えている。

未来を見越した行動が苦手だったり、コミュニケーションがとれなくて人とつながることが下手だったりと、克服したくても全然出来なかった。

「障害」ならば脳に限界があるのだろう。自分事になってからはそんなふうに考えたりもしたが、社会で働いて暮らしていかなければどうにもならない私には苦しすぎる現実。

どうか、こんな私でも行動やコニュニケーション能力においてブレークスルー的に克服できないものか。もがきながらコミュニケーションについての本や記事を読んだり、物事がうまくいきそうな考え方を提唱している本を探して読んだりと、藁に手でもすがる気持ちで過ごしている。

「だから、、いくら頑張ってもダメなんだって」

と、時折もうひとりの自分が泣いている自分に対して突っ込む。

それでも懲りずに前を向き、いつかは楽になるとまた本を開いて解決の道を探る。こんな行動自体がまさに「障害」からくる空気の読めなさなのではないかとふと虚無になることも度々。

誰にも打ち明けられない悩み。


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