「SIMPLE IS BEST」私の考え方の基本

私は、難しく複雑に考えることが昔から苦手です。逆に、みんな物事をどうして複雑にしてしまうのか、単純に考えれば済むことじゃないのか、「SIMPLE IS BEST」こそ、私の目指す考え方だと思っています。

レオナルドダヴィンチも、「単純であることは、究極の洗練だ」と言っています。

グーグルの創業者のセルゲイブリンは、「成功はシンプルから生まれる」と語っています。

その中には、回りくどい説明や、わけのわからないことをくどくどと話したり、なんでも複雑にしてかき回す人がいます。やたらと難しい専門用語や横文字を使ったりして結局何を言っているのかわからない人も多くいます。さも、自分の知識をひけらかすように見えます。

その人は、知識の使い方が分かっていないのだと思います。

以前の記事「あなたは暗記脳と理解脳どちらのタイプ？」でも書いたように、言葉を覚えただけで訳も分からず使っているような気さえします。

前回の“「考える力」知識と知恵について”でも触れています。

本当に理解できれば、そのまま使うようなことはしません。自分の言葉に置き換え、その人が分かりやすいように、その場に応じた使い方が出来るのです。

物事の本質を突き詰めていくこと。それは、複雑に絡み合った糸をほどいていくような、いらない装飾を一つ一つ取り除いていくような、それ以上削るものがなくなるような作業です。そのことの“芯”、核心を見えるようにすることです。

核心

常に物事の本質となる部分を考えて行動する。すると、余計なものは目に入らなく、聞こえなくなります。

「あなたは単純でいいよね」という人がいます。私から見ると、逆に「何でそんな余計なことで悩んでいるの？」と、思ってしまいます。

関係のない無駄な枝葉は落とし、余計な事には目もくれず、本来の目的を見失わず、何が一番大事なのかという本質を追求していくことが、大切だと思っています。

これが私にとって、一番疲れない生き方なのです。

そうすることで、頭の中のモヤモヤも取れて、スッキリするのです。

色々なことが降りかかってきて、どうしたらいいか分からずパニックになりそうな時、無駄な思考を中断し、シンプルに今何が一番大事かを考えることに集中するのです。すると、答えは絞られてきて決断しやすくなります。決断すると悩むことはなくなり、そのための方法を考えるようになります。前に進むことができるのです。

人は立ち止まってはいけないのです。

常に進み続けるためには、余計なものを切り捨てて身軽になる。そうすれば、もっと楽に生きられると私は思っています。

皆さんも色々な荷物をしょい込んでいませんか？

思い切って捨てることも考えてみてはいかがですか？いい解決策が見つかるかもしれませんよ。

グーグルと同じIT業界のリーダーであるアップルの創始者スティーブジョブスも言っています。

「シンプルにするのは、複雑にすることよりもずっと難しい。シンプルなものを生み出すには、思考をシンプルにしなければいけないからだ。それができれば山をも動かせるのだ。」と。

本質を見抜き、シンプルに生きましょう。

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