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「言葉を正しく伝える」和文・欧文通話表

相手に何かを伝えるとき、ちゃんと伝わらないことがあります。“7”を“1”と聞き間違えたり、“D”と“E”がどちらかわからなかったりして、何度もいい直したり、聞き直したり、伝える方も伝言を受ける方も、ちょっとした苛立ちを覚えることになります。

そんな、間違えやすいかなと思った時に重宝する言い方があります。

通話表というもので、聞き間違えたりしやすい単語や文章を、一言一句間違えることなく伝えるために制定されました。和文も欧文も数字も記号もあり、公的なものです。フォネティックコードとも呼ばれています。

私が輸入部に在籍していた時に習ったもので、これは便利だと思いますので紹介します。

年を追うごとに改定を重ねてきたため、いろいろな言い方が出来ており、これらを一つの表にまとめてみました。


<和文通話表>

まず、和文の通話表が次になります。

例えば“あ”を伝えたいときには、「あさひのあ」と言います。下の「アイランドのあ」でも構いません。

読み方の上段グループが無線局が制定したものです。

(数字と記号)

次に数字や記号がこれです。

間違えやすい、7は「数字のなな」、8は「数字のはち」というと正確に伝わるでしょう。

<欧文通話表>

アルファベットを言うときはこれを使います。

これも読み方の1段目グループが国際電話スペルアウト表、2段目がNATOフォネティックコードと呼ばれています。3段目は米軍、4段目がドイツ軍が使用していました。他にもフランス、イタリアなど様々な国のバージョンがあります。

先ほどのDは「デンマークD」、Eは「イングランドE」と言います。この場合、実際使うときは、「の」は言わないことが多いです。

英語で読む時は、「A for America」と言います。

和文も欧文も数種類ありますが、覚えやすい、使いやすいものを選ぶといいでしょう。伝わればいいので、自分で応用して作ってもいいかもしれませんね。

ちょっとした豆知識として覚えておいてもいいと思います。

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