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SEA(Study English Abroad)2: サリー大学(イギリス サリー州)

神奈川大学外国語学部英語英文学科です。学科独自の留学プログラムSEA (Study English Abroad)は、教員が引率し、最初の一歩にオススメです。

2年次以上から参加可のSEA2は、夏休み中に4週間、イギリスのロンドン郊外の街ギルフォード(Guilford)にあるサリー大学で「イギリスの言語と文化を学ぶ」海外英語研修プログラムです。ギルフォードはアングロサクソン時代に建設された、美しく、歴史のある、きわめて治安のいい、素敵な街です。サリー大学での3週間の英語プログラム(90分授業を計30コマ)に加え、イギリス文化を専門とする専任教員の引率で、ギルフォード、ロンドン、ウィンザー、オックスフォード、ソールズベリー(+世界遺産の古代ブリテンの巨石遺跡ストーンヘンジ)などでイギリス文化研修を実施します。また、ロンドンの歴史ある名劇場ハー・マジェスティー・シアターで(開演以来34年間連続上演されつづけている)ミュージカル『オペラ座の怪人』やシェイクスピアの時代の劇場を復元したロンドンのグローブ座でのシェイクスピア劇観劇も体験します。この研修は、英語英文学科の2年次(4セメスター)の「専門基礎科目」3単位として認定されます。 募集定員は17名です。


パンデミック前の2019年度に参加した高柳 結 さん

元々、海外に行ったことがなかった私ですが、SEA2プログラムはそんな私でも十二分に楽しめたため、海外に行ったことのない方にも是非おすすめしたいプログラムです。

 まず、滞在先であったサリー大学での生活ですが、一言で表すととても居心地のいい場所でした。サリー大学の寮は1人部屋だったのでゆっくりくつろげたし、キッチンのある共有スペースでは友達と食事をとったり話をしたりして楽しい時間を過ごすことができました。サリー大学はギルフォードという町にあるのですが、町自体も治安が良く安心して生活できました。大学から歩ける距離にショッピングが楽しめる通りがあるので、放課後などに行くのがおすすめです。

サリー大学

 2名の優しい先生によるイギリス文化の授業は、イギリスに滞在する上でためになる内容で、興味深かったです。正直、生のイギリス英語は、聞き取りづらく難しいと感じましたが、授業の回数を重ねると慣れていきました。
文化研修では、様々な貴重な体験をしました。ウェストミンスター寺院やウィンザー城を見学、『夏の夜の夢』、『じゃじゃ馬馴らし』、『オペラ座の怪人』を観劇、ナショナル・ギャラリーやテート・ギャラリーなどで絵画鑑賞...その数は数えきれないほどです。なかでも、私が1番印象に残っているのはソールズベリーにあるストーンヘンジです。ストーンヘンジとは、未だ謎に包まれている遺跡なのですが、その神秘的な魅力に惹かれました。さらに、その日は天気に恵まれたため、今までに見たことのない美しい景色を見ることができました。 また、丸一日自由行動の日が数日あります。その日にはロンドンで観光やショッピングを楽しみました。

ストーンヘンジ見学
『オペラ座の怪人』観劇

 正直、ほぼ毎日予定があったため、本当に忙しい1カ月でした。しかし、大変だったとは一切思わず、充実した楽しい1カ月でした。SEA2プログラムに参加して良かったと心から思います。

                          記:高柳 結 さん
元記事
「海外に行ったことのない人にもぜひおすすめしたいプログラムです」



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