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表彰台に乗りました

こんにちは!
関西大学男子ロングパートの大野です!

大野、いつも陸上で大した成績を残せていませんでしたが、この度、西日本インカレ男子10000mで3位になり、表彰台に昇ることができました!

とっってもうれしかったです!!

いつもnoteにはチームのことばかりで自分のことは書いていなかったので、自己紹介以来、2回目の自分語りです。笑

レース記録みたいな感じで残そうと思います

読んでいただいている前提で恐縮ですが、僕がみなさんに特に共有したいのはまとめです!
お時間あればぜひ!

レース前日まで

予選会が終わって5日後のレースだったので、補欠だったこともあり練習量、質ともに落とした日々を10日間ほど過ごしていました。

予選会の応援、とても力になりました!

3日前に少しキツめの刺激を入れたのですが、その際非常に暑い中で1人長い距離を走りました。
そのおかげで暑さへの耐性がついていた気がします。

レース当日からアップまで

朝にホテル周辺を4kmjogし、流しを入れました。体はよく動きました。

会場に到着すると、陽炎が出ていました。

あっつ!!

と辟易しながらテントで待機し、

(14時30分に10km走るとなると、能力より耐久力勝負になるな…)

と考えていました。それなら自分にもチャンスがありそうです。

ホテルの最寄駅で撮りました

気温29.6°、風4m、という地獄のようなコンディションだったようですが、岐阜には大阪のジメっとした感じがなく、アップしていて意外と気持ちいい感じでした。

そして、関大秘伝の暑熱順化対策を施しまくり、レースに臨みました。

スタート直前は西日本大会という事実に怖気付き、8位入賞だけ考えよう、と心を落ち着かせました。笑

スタート時点で水かぶりまくりでびしょ濡れでした

レース本番

序盤は集団の後方からレースを進めました。非常に暑かったので、ポケットされて給水できなくなることを避けるためです。
2km毎に給水かスポンジを取るようにしていました。

本当に暑かったので、予想通り我慢できずに前に出て引っ張った人が耐え切れずに落ちていく、という耐久レースの様相を見せていました。

最初は大集団

ペースも74~78秒くらいの超スロー。(それでも引っ張ると風と暑さで削られるくらいには暑い)

4km前後で3人くらい集団から飛び出しましたが、自分が集団の後方にいたこと、4.5人くらい格上がいたこと、暑いことを踏まえて、落ちてくることを願って無視しました

そして、僕は早いペースがあんまり得意じゃないので(このままレース進め!)と願っていました。

すると、

本当にそのペースのまま7kmまでレースが進みました。

願ったり叶ったりです。
そしてみんな暑さでだいぶ消耗しています。
僕は、暑さに強いタイプ

ラスト3kmから大体大の中辻くんが仕掛けますが、やはり離しきれません。

だいぶ人数削られました

僕はこういう展開になったらラスト3周からスパートすると決めていたのですが、いかんせんスピードがありません。ラスト3周からだと追いつかれるかな?と考えていると、、

「ここ耐えろ!」

と知らない人から声掛けが。
すると集団の雰囲気が、"耐えるぞ!"っていう感じになった気がしたので、逆に攻めよう!
ラスト1500mからロングスパート的なものを仕掛けました。

おらおらー!


ちなみにスパートといっても、3'00ペースくらいです。笑

暑さで足裏に水脹れができている感触がありました。

痛い、、

けど、なんとしても3位取りたい!

喜んだらダサいかな?と思いポーズ決めてません。後悔。

なんとか順位を守り切り、表彰台に乗ることができました!

まとめ

西日本規模の大会で3位って、それだけ聞いたらめちゃくちゃすごいですよね。笑

逆光ですね。


実際、僕はまだそんなに強い選手じゃありません。
スタートリストでも格上が何人もいました。

それでも3位になれたのは、気象条件、レース展開、自分の性格など、何もかもがピタッとハマったことによる奇跡的な成績だと思います。

そして、こんな奇跡を起こすことができたのは、ここまでめげずに前を向いて、陸上と、自分に向き合い続けたことへのご褒美なのではないかと思っています。

報われるだけの日々は、自分なりに過ごしてきました。
出典:呪術廻戦 78話 芥見下々



僕は、速くなりたいだけでなく、陸上を通して人として成長したいと考えています。

どれだけ強い選手でも、表彰台に乗った時に誰も喜んでくれなかったら、その成績に価値はあるのか?

その人から陸上競技を取った時に、なんの価値もない人間にだけはなるな。

陸上を通して、人としての価値、"人間力"を鍛えろ

中学の恩師からずっと言われていた言葉です。

この言葉を胸に、ずっと自分磨きをしている。というのも陸上を続けているモチベーションの一つです。

少々自分語りが過ぎましたね、

神様がくれたご褒美を噛み締めて、また前を向いて陸上がんばります!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

男子駅伝主将・大野

写真提供:あっこさん、ミヤノシタスポーツさん

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