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考えて強くなる

お久しぶりです!
関西大学男子駅伝主将の大野です!

どうやら部員が交代でnoteを書いているようですね!
文章って結構個性が出て好きです!

僕もみんなの顔を思い浮かべながら楽しく読んでいます!合宿も中盤にさしかかり、選手も忙しいと思うので、僕が間に(勝手に)挟まります!笑

カブトムシ発見!

さて、今回は主に春から進学する新入生や、大学選びに悩んでいる高校生の方々に向けて関西大学陸上競技部男子ロングパートの良い所を紹介しようと思います!

僕が競技引退して3ヶ月経っており、その間にチームも変わっていると思うので、おそらく変わらないであろう良さを紹介します!

チームの魅力が少しでも伝わればうれしいです!

坂東が作ってくれた、数字で見る、KU EKIDENはこちら!

僕の考える男子ロングの1番の良さは、、

考えて強くなる

文化が根付いていることです。

みなさんご存知かと思いますが、男子大学駅伝界には箱根駅伝という強大なコンテンツが存在します。

そして、去年の100回大会の例外を除き関東圏以外の大学は箱根駅伝予選会(及び箱根駅伝)に出場することができません

そのため、高校時代に結果を残した選手の多くは、箱根駅伝を目指して関東の大学に進学するのが通例です。

そんな条件下で、わざわざ"関西"大学男子ロングパートに入部し、長距離や駅伝に取り組む人たちは、シンプルに競技に取り組む人たちばかりです。

亀田は、関西の大学を選ぶという選択肢をわかりやすく提示してくれました。

有名になりたい!テレビに出たい!といった気持ちで長距離をすることを否定するつもりは全くなく、関東に行った選手がその気持ちだけで行ってる訳がないのもわかっています。

それでも少し違いがあるとは思っていて、

例えば、走ることが大好きだったり、トラックレースで他の人と勝負して勝ちたいという思いが強かったり、自分の建てた目標を達成したかったり、、様々ですが、周りに惑わされず、シンプルに自分と向き合う選手が多いです。

中でも関西大学は、それぞれ力に差があっても、お互いを尊重し合い、自己ベストが出れば讃え合うことができるチームです。走力による明確な順列はありません

市川も長い距離よりかはスピードを磨きたいタイプ


箱根駅伝は、全国の高校生が一挙に集い、強度の高い、長い距離の練習でふるいにかけられ、その中で選ばれた一握りの選手のみが走ることができる特別な舞台です。

そういった特別な舞台だからこそ価値があることは承知の上ですが、箱根駅伝の力は強大であるが故に、同時に負の面を持ち合わせている部分もあると思います。

そういった意味では、関西大学では一味違った競技人生を送ることができると思います。

さらに具体的にご紹介していきます!

チームの練習メニューは吉田コーチが作成してくださっています。

そして、

(ただ出されたメニューをこなすだけ、、)

という感じで競技に取り組む選手はほとんどいません。

自分なりの強くなる方法を確立した上でコーチの作ってくださるメニューの意図を理解し、考えて競技に取り組む選手ばかりです。

そして、学生が十分考えた上で練習メニューをコーチに相談した際には、必ず聞いてくださります。

1人1人をしっかり見て、誰も取りこぼしません。(捨ておく余裕もありません。笑)

また、この"考える"ということは個人の競技に対してだけでなく、チーム運営に対しても同様です。

恐らくここが関大1番のウリ!

出雲駅伝、全日本大学駅伝に出場しているチームで、関西大学より学生主体でチーム運営ができるチームは存在しないと思います。

去年は22年ぶりの出雲、全日本同時出場^_^


先日のnoteでご紹介した通り、男子ロングの指揮官である吉田コーチはできる限り練習に帯同し、チーム運営にも関わってくださっていますが、それでもやはり多忙な方です。
(僕的には、誇張抜きで吉田コーチは3人いると思っているくらいには…笑)

そして、チームを実質的に指導してくださっているのは吉田コーチ1人だけなので、普段の練習、合宿、ミーティングなどを学生のみで行うことがあります。

(もちろん、ミーティング内容などはコーチと事前に相談をし、結果の共有まで必ず行います。)

先日から行われている合宿も、後半はコーチ陣不在だと聞いています。

キャプテン坂東がんばれ‼︎

そうした環境では、学生が"やらされる"という感覚で練習に取り組むことはありません。

学生が本当の意味で主体的に動き、チームが強くなるためにどうすればいいか考え、チームを動かしています。

出雲駅伝のさよならパーティでも、「関大は指導者出席してないの!?」と大阪経済大学の木村コーチに驚かれました。笑

ハメを外しすぎたら、白い目で見られるのは自分たちです!

ある程度学生に運営を任せる方針は、吉田コーチの一つの考えに基づいて行われています。

「ただ単に陸上して足が早くなるだけじゃなくて、ある程度自分たちで組織を回していく力を身につけて、競技力だけでなく人間的にも成長してほしい。じゃないと社会に出て足が早いだけじゃ意味ないから。笑」

と何度か話をしていただきました。

いかがでしたでしょうか。

個人として考えて陸上競技に取り組むだけでなく、チームを強くするためにも考えて取り組むことができる。

つまり、、、

関西大学では、競技者と指導者、両方の立場を経験できます!

この経験は、社会に出た時に必ず役に立ちますよ!

貴重な経験ばかりさせていただきました

これで書きたかったnoteはあと1つになりました!最後のnoteは、卒業式の日に投稿しようと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

男子前駅伝主将・大野

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