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【哲学】好きなものを"休憩する"

2024年2月13日

それまですごく好きだったことに
ある日、急に魅力を感じなくなる。
そんな経験はありますか?

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魅力を感じなくなったもので衝撃だった
「小説を読む」こと。

最初の数ページから先に進めなくなった。
「この小説のせいかな?」って思ったけど、
どの小説もダメだった。

逆に、今まであまり読まなかった
エッセイは読めるようになった。

エッセイはすぐに読み終わっちゃうから、
映画、ラジオ、音楽など新ジャンルの開拓が始まった。

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開拓は楽しいけど、
「この作家さんが新刊を出しているのに…!」
「おすすめの小説、前はおもしろかっただろうな…」
と寂しい気持ちがあった。

そんな時に出会った、エッセイの言葉がある。
Fさんの「20代で得た知見」

22.ずっと好きでいる、なんて誰にもできない
常に好きじゃなくてもいい。そんな猶予を私たちは自分の仕事にも、音楽や映画にも、街にも、友人家族にも、同じように恋人にも、自分にも与えるべきだと思うのです。

「20代で得た知見」 F 2020 

好きなことに少し"休憩"をあげていいんだ!
そのまま辞めてしまっても、また戻ってもよい

「休憩」って名前を付けると、
離れていることの罪悪感が減った。

私は今、本から「休憩」しているんだって。

そして、この一言にも出会った。

「この世の中のものに飽きたら、次はあなたが作る番」

(引用元が忘却の彼方…🙇)

私が「書く番」なの??
そんなこと考えたこともなかった。

実際に書いてはいないけど、
この言葉は視点を変えてくれた。

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急に魅力を感じなくなることは
音楽、映画、アイドル…いろいろに当てはまる。

「休憩してもいいんだよ」って声を大きくして言いたい。

まだ小説は休憩中です。
でも、今までの「小説が楽しい」って気持ちが
手綱になって開拓できているのかも。

そう考えたら、今まで好きだったことも
無駄なんかじゃないね♪



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