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喫茶と思想と道具 去年の振り返りと今年の抱負。

おはようございます。そして、謹んで新春のお祝いを申し上げます。
2023年が終わり、2024年が始まりました。早いものです。

去年あった出来事を振り返ろうと思い返すと、一昨年のことだった、なんてことが起きるほどに、去年は短く、あっという間でした。

その日くん撮影、夕食の準備。

振り返る

退職から始まった昨年は、アルバイトに大半の時間を使い、結局体調を崩して再び退職、療養の日々で締めくくることになりました。

生きることって本当に難しいなと感じています。

最近は、苦手なものに対して妥協したり諦めたりして従ったり遂行したりすることができない私自身の幼さに若干の嫌気が差しています。
そうしたことが正しいのかはさておき、今の世の中はそうしたことを助け合いながら取り組みあって回っていると思います。

世の中はやりたくないことに溢れていると思いますが、その中でも人の役に立つからと率先して取り組んでいる人々には頭が上がりません。
また、仕事は仕事と割り切ってオンとオフの切り替えがしっかりできる人も到底真似できないと常々思います。
私は、自分が納得できないことをするのが、理解できないことをするのが、どうしても我慢できないのです。
そうした弱さが、今の生きづらさに繋がっているのかと思うと、なんとも情けないというか、申し訳ないというか、そんな気持ちになったりもします。

その弱さを抱えた私に争って、結局潰れてしまったのが、2023年だったと思います。振り返りと言いつつ、嘆きのような内容になってしまいました。

この2023年を反省し、今年はより自分らしく生きる形を模索していきたいと考えています。

振り返る章の下書きは、昨年、病院に向かう列車の中で書いていました。それを新年の今、修正しつつ自身でも振り返りました。

掃除したコンロ。

抱負

今年はより自分らしく生きる形を模索する。先ほど書いたこの一文が抱負らしい抱負かと思いますが、せっかくなので、もう少し細かく書いてみようと思います。

去年の末に、自身を構成している重要な要素はなんだろうかと考えました。
そこで出てきたのが

「喫茶」「思想」「道具」の三つでした。
これらはそれぞれ、
「場所」「コト」「モノ」に対応しているとあとで気がつきました。みなさんも良ければ出してみてください。

この三つのキーワードは、それぞれかつての私が興味を持ち、かつ意識していて、造詣を深めたいと考えていた分野です。そして、それが今でも続いていた分野でもあります。

その日くん撮影、お家喫茶。

道具は高校時代に万年筆を手にしたことがきっかけでレザークラフトを初挑戦してペンケースを作ったあたりから特に意識し始めました。ペンケースは今も現役です。高校で建築を学んだのも大きいかもしれません。

思想は大学の卒業制作としてこれからの生き方を考えていた時に現代思想の書籍を読み始めたことから始まりました。卒業後もちょこちょこ読んでいます。読むたびに発見がありすぎて、一冊読み終わるのが非常に大変ですが、どの書籍も興味深く、面白いです。

喫茶は大学入学時にその日くんと出会ってから加速し始めました。高校時代から珈琲を家で淹れたりしていたのですが、喫茶店に行くというのはあまりなく、大学に入ってからちょくちょく行くようになりました。大学でお気に入りの喫茶店を見つけたのも大きかったかと思います。

これらの要素が今の私を構成していることを再認識したことで、今年は、これらの要素について見つめ直し、深めていくことで、より自分らしく生きる形を模索していければと思っています。

今年の取り組みとしては、このそれぞれの要素について書ける「つけペンと砂時計 気まぐれ日記」や道具としての要素も持つ「その日のきぶん」小冊子から始めて自身のペースを守りながらゆっくり落ち着きを持って進めていきたいと思います。

その日くん撮影、ことよみ。

本日もお読みいただきありがとうございます。
この一年が、皆様にとって落ち着きと喜びに満ち溢れた一年となりますように。

何かあったかいものでも飲みましょう。
それでは。


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