見出し画像

勢いでやってみるって、大切

私は、小さな頃から乗り物が大好きでした。

運動神経があまり良くない私は、小学校3〜4年生くらいまで補助輪付きの自転車にしか乗れませんでしたが…それでも必死に皆の後ろをついて行ったのを覚えています。

もう少し大きくなると、流石に補助輪は恥ずかしすぎたので…父と近所の広場で練習を重ねて、当時人気だったJリーグコラボモデル(読売ヴェルディ限定の緑色)のマウンテンバイクを購入してもらい、宝物の様に毎日大切に乗りました。

その後、高校生になると自転車通学。真っ青なビーチクルーザーにカスタムパーツをつけて乗っていました。

でも、高校生といえば16歳。そう、バイクの免許が取れる年齢です。

当時の友人が、次々と原付やバイクの免許を取り始め、自転車から離れて行きました。私は親の強い反対もあり、なかなか免許を取らせてもらうことができませんでした。

そんな中、友人が乗っているKLX250というバイクを見せてもらいました。

自転車と比べてあまりにも大きく格好良いライムグリーンの車体、私の身長ではとても足がつかなそうなシート高、ドコドコとお腹に響く様な重低音の排気音…全てが輝いて見えました。

18歳になり、とりあえず田舎では必要だからと車の免許を取得。でも、バイクは危ないし、必要ない!とバイクの免許は取らせてもらえませんでした。

高校を卒業後、上京。田舎生まれ田舎育ちの私は、人混みや満員電車の毎日に耐え切れず、毎日吐きそうなほど気分が悪くなりながらも、我慢して電車に乗っていましたが、数ヶ月我慢した後…もう無理!と思い、ダメ元でもう一度父親に相談。

色々と事情を話すと、満員電車にストレス抱えてるんだったらバイクの免許を取りに行っても良いことになり、夏休みに帰省した際に地元の教習場でアッサリと自動二輪免許を取得。

その後、電車に乗らなくて良い!という自由を手に入れたワケですが、バイクに毎日乗っていると、いつも疑問に思うことがありました

普通自動二輪免許では、400ccまでの中型バイクまでしか選べない!世界中で実用的なビジネスバイク(カブやスクーターなど)を除き、趣味性の高いスポーツバイクとして主に開発されているのは、ほとんどが400ccを超える大型バイクであること。

例えばハーレーなんかは大型(750cc以上)しか存在しないですよね。私が持っている免許は、思っていたより選択肢が狭いことに気づきました。

いつか大型自動二輪免許を取りたい…世界中全てのバイクから、本当に自分が乗りたいバイクを選びたい!! その思いは18歳の時から大きくなり続け、約18年後に実現します。

今から2年前のゴールデンウィーク。妻が産後の休みとして実家に里帰り中、効率よく教習所の予約を入れ、使える時間をほぼ全て使って約1週間でスピード取得しました。

まとまったお金もないので、すぐに大型バイクの車両は買えませんでしたが、ずっとやりたい!!と思い続けたことは叶う。

大型バイクの免許なんて、社会人になった今では取りに行く時間もないし…なんて自分にずっと言い訳をしていたのですが、勢いとやる気さえあれば私にも取れたのです。

当日発表される、この迷路のようなコースも…いざ慣れてしまえば意外とイケるもんです。いやいや私が何が言いたいかというと…

『夢は思い続ければ、勢いで叶えられる』ってこと。

妻が里帰りしている間の2年前のゴールデンウィーク、私がそこで即判断せずに、その時にダラダラと家でプレステばっかりしてたら、今私は大型バイクの免許持ってません。ゲームの中の世界が前に進んだだけです。

とっさの判断で『あ、取るなら今しかない!!』っていう勢いで、思いつきで、反射的に動いて自分を突き動かしたからこそ、大型バイクにのれる今の自分があります。そして、夢の初大型バイクも先日注文しちゃいました!笑(見出し画像にある、YAMAHA MT-07っていう約700ccのバイクです)

とりあえずもうすぐ納車されますので、コロナが落ち着いたらまずは近所から走ってみたいと思います。いやぁ、本当に嬉しい。夢が叶った!!

やらないで後悔するより、とりあえずやっちゃえよ!ってことですね。免許だけじゃなく、何事も全て同じ。

ある程度の知識や下調べも必要ですが、もっと本質的に大切なのは動くこと。動かないより絶対に動いてみたほうがいい。例え失敗してもそれが経験となり糧となり、成功への道となる。

私は直感と勢いで今後も進み続けます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?