次世代のクリエイターを育てるために—リップシンクアプリMusical.lyが5000万ドル規模のファンドを設立
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次世代のクリエイターを育てるために—リップシンクアプリMusical.lyが5000万ドル規模のファンドを設立

Kotaro Okada

欧米のティーンに支持されているリップシンク(口パク)音楽動画サービス「Musical.ly」が5000万ドル規模のクリエイターファンドを設立。Musical.lyのコミュニティや、そこに参加しているユーザー向けに様々な支援を行っていくと、TechCrunchが報じた

Musical.lyは、競合サービス「Tik Tok」を運営するBytedanceによる買収が11月に発表されたばかり。TechCrunchによれば、その買収額は8億ドルから10億ドルに上るという。

BytedanceによるMusical.lyの買収が完了したタイミングで、クリエイターファンドの設立は発表された。同ファンドでは、今後2年間に渡って次の3つの取り組みを行っていくという。

・奨学金
動画分野のストーリーテリングやデジタルメディアの領域でキャリアを形成したい大学生に向けて、奨学金や助成金を支払う。

・マーケットプレイス
クリエイターがAR作品やオリジナルの楽曲を交換・販売できるマーケットプレイスの設立。オンラインでのワークショップ参加や、ブランドとのコラボレーション支援も行うという。

・共同イノベーションパートナープログラム
モバイル動画ストーリーテリング分野での新しいテクノロジーやフォーマット開発を促進するために、選ばれた一部のメディアやコンテンツパートナーとのコラボレーションを行う。

Musical.lyというサービスが持続的に成長していくためには、サービスを愛し使ってくれるユーザーの存在が欠かせない。次世代のクリエイター育成や新しいテクノロジーの開発に取り組むことで、Musical.lyというコミュニティは発展していくだろう。

今回のファンド設立がMusical.lyの未来を創り出すことができるのか、今から楽しみだ。

img : Musical.ly


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Kotaro Okada
編集者。1994年東京生まれ。慶應義塾大学でデザイン思考/サービスデザインを専攻。2018年より『WIRED』日本版コントリビューティング・エディター。19年よりクリエイティブ集団PARTYパートナー。