映画鑑賞記録 - 2021年1月編

年が明けましたね。昨年は例年の6倍、185本を鑑賞できて非常にご満悦の私でしたが、せっかく時間があるなら今年は200本越えを目指していろいろ観ていきたいと思っています。目標としては邦画を多めに見る、ですかね。

てことで今年も元気にやっていきましょう。まず1月は12本。まずまずですね。

アラジン(1993)

新年最初はディズニー特集。せっかく契約しているディズニープラスを最大限生かすためにとにかくディズニーピクサーの長編を色々消化していこう、ということで(去年もかいつまんでみていたのですが)一本目はアラジンをチョイス。普通に面白かったですね。ツッコミどころはもちろんあるんですけどテンポの良さがやっぱり素晴らしい。ジャスミンが美しい。そして山寺宏一演じるジーニー、というか山寺宏一が本当にすごい。ヤバイ。どうなってんだあの人。

アナと雪の女王2(2019)

あの大ヒット作の続編。普通に劇場で観るタイミングを失ったので観ていませんでした。しかし・・・・期待はずれだったなあ。なんだか何を伝えたいのか全然分からない脚本。とにかく話が何とも分かりにくい。結局の所何の話なの?と。確かに「エルサが持つ力のひみつ」ってテーマなんですけど、マジで最終的に何だったのかが意味不明。あと劇中の音楽も明らかに前作と比べると劣ってしまっている印象。もちろんいいんだけどね。

一つ言えばオラフはめっちゃ良かった。

ベイマックス(2014)

いやもうね、めちゃくちゃ面白かった!前半は人間ドラマの良さとほんわかベイマックスの可愛さに癒され、後半からはアイアンマン・アベンジャーズレベルのゴリゴリロボットバトル。まさにリトルアベンジャーズとも言っていい熱い展開が素晴らしい。ちょっとプロット的に気になる点がありながらも、まあ所詮ディズニーアニメですし分かりやすさ重視。とにかくベイマックスが可愛い。可愛すぎる。ビニール製の質感描写がとにかくこだわっていて素晴らしい。後半もしっかりカッコいい。これは名作です。

アラジン(2019)

最新の実写版を鑑賞!正直なところ、期待していたよりは・・・といった感じだったのですが、しっかり実写化して原作の良さは詰まっているという面でいい作品になってました。ホールニューワールドの場面の説得力とかが実写だとより増しますよね。ジーニーもウィル・スミスがまさにハマリ役でした。青いウィル・スミス、とか言われてたけど結構人間バージョンでの出演が多かったですね。(笑)

なにが微妙だったか、と言われるとこれはしょうがないんですけどもテンポ感が原作よりも・・・といったところ。もちろんフル尺の映画と90分のアニメーション作品を比べるのはダメだと思うんですが、原作のアラジンってテンポ感がすごくよかった印象だったので、「このシーンはあんまりいらないな・・・」と感じてしまうところも多々あり。その点美女と野獣の実写は原作の何とも言えないテンポ感がフル尺の映画サイズになって、よりドラマ性も増すという良さがあったので・・・美女と野獣ほどは実写がハマってないかもしれない。テンポ感だけで言ったらの話だけど。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016)

大人気韓国映画。そしてゾンビ映画。ずっと観なければと思ってたのでやっとこさって感じ。もう素晴らしい作品でしたね。ベタなゾンビモノのお決まりはしっかり踏まえつつゲームっぽい展開、スピーディーな演出、アツい展開にアクション、そして普通に感動しちゃう家族愛・・・等々いろいろやりたいことが詰まりまくってるのにすべてが中途半端で終わらずしっかり見ごたえのあるパッケージになっている良さ。素晴らしいですね。

なんといってもロバート秋山・・・じゃなくてマ・ドンソクが最高。

降霊(1999)

いや、観る作品のギャップよ。

Twitterにて「本当に幽霊が見える人の見え方に一番近い演出」という評を見かけ、気になっておりました。監督も先日銀獅子賞を受賞された黒沢清さんってことで鑑賞。たしかにJホラーの良さ(であり嫌~なところ)がだいぶ爆発している作品。うっすら日常を侵食するように現れ消えていく幽霊の演出はトリハダもの。しかし幽霊というより人間こわ!精神的に来るんだけど!!な作品だったので驚いた。なかなかに疲れる作品。

犬鳴村(2020)

気になってたんです、こちら。なんと言っても呪怨の清水監督。とは言えリングの中田監督の作風も変わっているように、清水監督も生粋のゴリゴリのJホラーは撮らなくなっているというのは知っているわけで・・・

実際観てみると予想よりかなり良かった!特に前半のホラー描写はとにかく薄気味悪く最高でした。後半にモンスター映画に化す流れはここ最近のJホラーの流れでもあるので、まあしょうがないかな・・・・と思いつつ。と言った具合。とにかく前半のホラー感が素晴らしくそれだけで観れちゃうのでおすすめします。

TENET(2020)

これは去年語ってるので割愛。3回目の鑑賞だったんですけど、一周回ってなんかよくわかんなくなりました笑笑
でも最高に好きな映画であることに間違いないですね。

ヱヴァンゲリオン新劇場版:序
(2006)

シンエヴァ公開延期になってしまいましたが、とりあえずエヴァを見返さないとな、とは思ってたので鑑賞しました。やっぱ好きやな。特に感想はないです。笑 今更ね。

cure(1997)

スパイの妻で銀獅子賞を取られた黒沢清監督の出世作。めちゃくちゃ良い映画でしたねー。とにかく役所広司&萩原聖人が素晴らしすぎる!観客を惹き込んでいく凄みのある演技が良いです。

言葉であまり語らない作風なのも良い。説明的すぎないからこそゾッとする感じ。とにかく一見の価値ありですね。

アナと世界の終わり(2017)

「青春ゾンビミュージカル」というキャッチコピーがまさに合う、青春ゾンビミュージカル映画ですね。笑
アホくさすぎることもなく、ゾンビゾンビしすぎず、それでいてミュージカル要素が混じってるので比較的裾野の広いライトな映画だと思います。とりあえずおすすめできます!

こういう映画のキャラに嫌な大人って絶対いるよね!

マローボーン家の掟(2017)

んー、邦題が良くないですね。原題が「マローボーン」だけなんでこういうタイトルもわかるけど・・・って感じ。

物語自体はホラーテイストから切ないヒューマンドラマにシフトしていく感じで良い意味で「騙された!」って感じの面白い映画でした。お勧め!


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