映画鑑賞記録 - 2020年5月編
もう外出たくない?映画館行きたくない?もうさすがに疲れてきたよ。そんな5月。今月はとにかくMCU観まくってしまったのでMCUは別の記事にまとめるとして、それ以外の感想書きます。はい、スタート!
「バードマン あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」(2014)
2015年のアカデミー賞で作品賞や監督賞を受賞しているこの作品。高校生の時からずっと気になっていてようやく鑑賞。さすが撮影賞も取っているだけある見事なワンカット撮影。(もちろん全編ではないが基本長回し)今年観た1917もそうでしたがやはり没入感が良いですね。脚本的には可もなく不可もなくというか。
全体的にキャストが良い味出してたのと音楽が良かった。娘役のエマストーン良いですね・・・この2年後にラ・ラ・ランドで主演女優賞をかっさらうわけです。流石。それにしてもなんだか最近見る映画にはエドワードノートンがでてくるなあ。
「レザボア・ドッグス」(1992)
クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作。2月に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を鑑賞し、始めてタランティーノ作品に触れたのですがなかなか好きだったのでタランティーノを勉強しようかなと。
それにしてもこれがデビュー作って流石です。渋い男たちのカッコよさ全開。最高にイカしてるオープニング。のっけから引き込まれました。タランティーノと言えばかなりバイオレンスなイメージでしたがこれはどちらかというとかなりサスペンス寄り。といってもエグイシーンはありますが。かなり良い作品でした。
タランティーノ本人が役者やってるの少し笑ってしまった。
「ゴッドファーザー」(1972)
48年前て。親すら生まれてないって。
映画史に残る大名作をようやく鑑賞。いやー。かっこいい。くそ渋い。前日に観たレザボア・ドッグスにつづいて渋い男祭り。良い。
とにかくみんなかっこいい。ヴィトー・コルレオーネはもちろん、若かりしアル・パチーノ演じるマイケルの風格たるやすさまじい。レストランで敵と対峙するシーンの緊張感や、洗礼式のワンシーンの演出は特にヤバかった。3時間ある映画ですが長さを感じなかったですねー。めちゃくちゃ静かな映画なはずなのですが不思議と飽きがこない。単調に見えて実はすごく作りこまれているが故なんでしょうか。流石です。パート2も楽しみ。
「ザ・ピーナッツ・バター・ファルコン」(2019)
1か月半ぶりに映画館へ!やはり映画館で観る作品は最高です。
変なタイトルだな~なんでこんなタイトルのロードムービーなのかな~と思っていましたが、とっても粋なタイトルのつけ方でしたね。
ダウン症の若者と問題を抱える孤独な漁師の旅。そこに施設で働く女性が加わる構図。良い点としては何とも言えず心温まるセリフと自然あふれる映像じゃないでしょうか。海をイカダで渡っていくところやターザンロープで遊ぶ様子とか。あとカントリー調の音楽がいちいちエモーショナル。良い意味で。とても雰囲気を良くしてました。
しかし内容自体は期待以上でも以下でもなく。といった具合。良い雰囲気なのはわかるけど・・・っていう。結局漁師は悪者なんだよね?どうなったの?あと中途半端な恋愛チックな雰囲気はいらなくない?とか、若干語られてない部分が気になってしまいましたが、映画全体のテンポ感は結構よくて、ちょうどいい尺でした。(100分弱)
こう見ると全然観てないですがマーベルを見すぎたので勘弁してください。
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