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練習前後のストレッチを効果的に行う為に意識する3つのポイントは?

埼玉県草加市、東京都駒沢公園・曙橋の野球の動作改善専門トレーナー北村智哉(Twitter:@kugayamatomo)です。


いつも練習の前後にストレッチをしていると思いますが、皆さんはどのように行っていますか?


ストレッチをただやるだけになっていませんか?


実は、練習前後で行うストレッチをただやるだけになってしまうと意味がないものになってしまいます。


なぜなら、ただやるだけになってしまうと上手く筋肉が伸ばせなかったり、筋肉の緊張が取れないからです。


このブログでは、練習前後で行うストレッチを効果的に行うために意識して欲しいポイントをお伝えしていきます。


実際に、今日の練習からそのポイントを意識して行ってみてください。


なぜストレッチをやるのか考えたことありますか?


練習前後に行うストレッチですが、なぜストレッチをやるのか考えたことありますか?


主に練習前は、「これから野球の練習をやるぞ!」と身体に伝え、筋温や心拍数などを上げていきます。


また、それにも伴い、関節の可動域を上げていきます。


練習後はどうでしょうか?


練習後の場合は、主に練習で使った筋肉をリラックスさせていくことがメインとなっているはずです。


いわゆる体のケアというのも、ここに含まれているかと思います。


今、お伝えしたことが練習前後のストレッチのそれぞれの目的になっていきます。


しかし多くの人が、この目的をあまり考えていなかったり、意識をせずにストレッチを行っていることが多いです。


すると、ストレッチによって伸ばしたい筋肉がうまく伸ばせなかったりしてしまい、緊張が緩和したり、筋温や心拍数などが上がっていきにくくなったりします。


これで間ストレッチの意味がありませんし、それにより怪我などにつながってしまう可能性も出てきます。


練習前後で行うストレッチは、それぞれ違う


では、実際にストレッチを行うときにどのようにしていけば良いのでしょうか?


まずここで、あなたに知っておいてほしいことがあります。


それは、練習前後で行うストレッチは、それぞれ違うということです。


練習前は、これから激しく動いていくが多くなるので、体を大きく動かすストレッチを行っていきます。


動的(バリスティック・ダイナミック)ストレッチというものが、これに当てはまります。


逆に練習後はリラックスをしていきたいので、静的(スタティック)ストレッチというのが当てはまります。


動的ストレッチとは?

動的ストレッチをご存知でしょうか?


動的ストレッチと言うのは、反動などを使い、目的の部位を伸ばすために大きく関節を動かしていくストレッチの方法です。


サッカーのブラジル体操やマエケン体操が、これに当てはまります。


きっと、練習の前に行うウォーミングアップの中で、みんな揃ってやるものがぱっと頭に浮かぶと思いますが、それが動的ストレッチに当たります。


動的ストレッチを行うことで、先ほどご紹介した筋温が上がるなどの効果があり、その後の野球のパフォーマンスがしっかり出せていきます。


静的ストレッチとは?

では、静的ストレッチは一体どういうものでしょうか?


字を読むとなんとなく想像がつくと思いますが、どっち伸ばした状態を一定時間保つやり方です。

男性 ストレッチ

このストレッチでは、筋肉の緊張を和らげたりしていくので、クールダウンや家でのリラックスする時にオススメの方法となっています。


このように練習前後で行うストレッチを分けていき、また、それを行うことによって、身体をどのようにしていきたいかという目的を持っていかないと、ただやるだけになってしまうので、上手く筋肉に刺激が入っていきません。


このストレッチは何分やればいいでしょうか?


チームや個人にストレッチを伝えていくと、必ず聞かれることがあります。


それは、「このストレッチは何分やればいいでしょうか?」


先ほど言いましたが、ストレッチは目的を持ってやる必要があります。


何分やればいいという目的ではなく、どこをどのようにしていきたいかを考えながら行って欲しいのです。


例えば、練習後のストレッチを行う際に、「今日はいつもよりも多めにダッシュをしたから、下半身が疲れているので、下半身をしっかりストレッチしよう!」と思ったら、下半身を満遍なくストレッチしていくはずです。


そこで何分やるという目的が先に来てしまうと、満遍なく下半身をストレッチしていき、リラックスさせられないかもしれません。


そして、それにより下半身が翌日以降も疲れや張りが抜けずの状態になってしまい、練習が思うように出来なかったり、ちょっとしたことで下半身の怪我につながってしまう可能性が出てきます。


ストレッチを行うときは、何分やると言う目的ではなく、ストレッチを行うことによって体をどのようにしていきたいか?ということを目的として行ってみてください。


まとめ


いかがでしたか?


ストレッチを行うときは以下の点を踏まえ行ってみてください。

①練習前後でストレッチの種類を分けていく。
②練習前:動的ストレッチ 練習後:静的ストレッチ
③何分やるという目的ではなく、身体をどのようにしていきたいか?ということを目的にしていく。

今まで、このようなポイントを意識しながらやっていた方が少ないと思います。


これから寒くなって、特に 練習前は身体が動きにくくなっていきます。


今日の練習の中で怪我するリスクを極力抑え、来年の春に向けてしっかり身体を作っていくために、今回お伝えしたポイントを踏まえながら、練習を行ってみてください。


他にもトレーニング等についてブログで書いていますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

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