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名作に浸る

昨年から始めているnoteですが、今後、無料記事についてはtwitterにもあげていくことにします。有料記事(マガジン)は同業者やフリーランスの方、ドラマや映画が好きな方に向けて書いています。

もともと自宅に長時間引き籠もって仕事をする職種なので、今回の自粛というのはそんなにダメージは無いだろうと思っていたのですが、やはり「駄目」と言われると精神的にも圧迫されるようで、徐々に身体のリズムが崩れてきました。朝4時頃に寝て、12時に起きてご飯を食べ、また寝て夕方ぐらいに起きる。お酒を飲む。酔いがさめた22時を過ぎた頃に仕事を始めて朝まで……という感じ。

時間を反転させれば朝10時から夕方の4時まで仕事をしているわけですから、そこまでだらけている感じではないのだけど、これでは身体の調子はやっぱり優れません。

テレビのニュースではなかなか数字やグラフをじっくり見られないので、自分から見に行くようにしています。

「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月1日)

図3の実効再生産数が4月10日には0.5になり(1人の感染者が平均何人にうつすか)、倍加時間も伸びていることなどから、『新規感染者数が減少の傾向にあることは間違いない』とのことで、個人的には5月の中旬~下旬からは少しずつ色々なものが解除されていくのでは……と予想していますが、こればかりは他国の状況と比べようにも、変数が違いすぎて簡単には比べられません。

ハーバード大学の感染軌道の予測では、

①2020 年夏に拡散速度は大幅に遅くなると予測。その後、2020 年の冬から21 年にかけて再燃すると予測。
②免疫に関しては、持続期間が約1年間と仮定すると、社会的距離政策をはじめとする各種対策が講じられなかった場合、新型コロナウイルス感染症は毎年再燃すると予測。

毎年再燃……ということは、インフルエンザも毎年ワクチンを打ってるはずなのに毎年多くの人が感染しますが、それに似たような軌道を辿るのかどうなのか。

5/7 私の家にもマスクが届きました。ちなみに全国の配布状況は次のようになっているそうです。

『12人の優しい日本人』を観ました。12人の陪審員に対して、自分が観たい時に視線を動かすことができて、会話劇としての臨場感も損なわれない。そこにあるのは紛れもなく演劇でした。映画は観たことがありましたけど、舞台版も素晴らしいと思える企画。これからの時代の演劇のヒントがたくさん隠されている気がします。空間を共有せずに得られる没入感とは。

「12人の優しい日本人(前編)」

「12人の優しい日本人(後編)」

本日の読書です。

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この中に「ずっと見ていないとわからないドラマ」を目指すという話が出てきます。今のテレビは少し分かりにくいセリフを書くと「視聴者には分からないです」という理由で書き直しを求められることがあります。それはある意味で正しく、ある意味で正しくないと思っています。分かりやすいということは、視聴率アップに繋がります。「分からない」が連なってしまうと、人は見るのを諦めてしまうからです。

でも「分かる」ことが必ずしも「面白い」とは限りません。ヒット(人々に受け入れられるか)という意味においても、よく製作に携わる先輩がたが言っているのは「(視聴者が)自分だけが面白いと思っている」と思わせることが重要で、うまく面白さを発見してもらうことが鍵になるのです。

話はあちこち飛びます。今日も酔っ払っています。

テレビが分割画面ばかりで飽きてきましたが、スポンサーとの関係もあって名作の再放送をただ流せばいい、ということでもないようです。視聴者としてはこれを機に、見逃した名作をたくさん見たいというのも本音ですが。

modelpressの「再放送してほしいドラマ」ランキングによると「おっさんずラブ(シーズン1)」が10位に。嬉しいですね。個人的にも「花より男子シリーズ」「ごくせんシリーズ」などは改めて観たい作品。

どうしても視聴率や話題性が高かったものがランクインしてしまうので、20位~40位ぐらいの作品でもゴロゴロ名作は転がっていると思います。ランクに入っているかどうか分かりませんが、「みにくいアヒルの子(岸谷五朗主演)」や「それが答えだ!(三上博史主演)」なんかも、もう一度観てみたい作品です。


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