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迷ったら、困ったら、まずはこれを読んでほしいです。自己紹介がてら。
苦しい夜が少しでも優しくなりますように。
※重い内容になっています。希死念慮や虐待などの話が苦手な方、フラッシュバックの可能性がある方は、読むのを避けてください。 高校1年生の春、公立高校に通い始めた私は、学校に行けなくなった。 不登校になったと同時に、母と私の関係は崩れて行った。 そのころ私はとてつもない希死念慮に襲われていた。 集団生活での息苦しさ、 流れていくような授業のスピード、 塾で勉強机に縛られる生活、 初対面の同級生との人間関係、 すべてが苦しかったのだ。 当時、保健室の先生によく相談をして
入院して1ヶ月ほどたったある日の夜、私の目の前には私がいた。 その夜は何をしても落ち着かなくて、消灯時間までまだ時間があったけれど、早めに部屋の電気を消して、「泣きつかれたら眠れるだろう」なんて考えながら自室で泣いていた。 過去の風景や出来事が、暗いベールをまとった映像となって、頭の中で上映されていた。 外の明かりが部屋を薄く照らす中、泣き疲れてふと顔を上げると、目の前には、体育座りで泣いている私がいた。 目の前にいる”私”は、今の私よりも少し幼く見えて、 「過去から、
目標宣言の記事です。 独り言が多いです。 ●目標の変更 入院すると計画って狂いますよね。 5月から8月まで体調を崩して入院していたのですが、長く病院で過ごしている間に世界が進んでました。 自分のこと(学校、進学に向けた準備)は全てストップしてしまって、自分だけ社会から外れて。 退院して、進路も、受験も、奨学金も、1から考え直しました。。 「あの人のせいで」とか、「自分が〇〇だったから、、」って、なると辛くて、だから、目標変えて切り替えようと思います。 〈入院前までの進路
できんかった。うまくやれんかった。どうしよう、どうしようどうしよう
雲が橙の空に解けそうな秋の始まりの日、私は心を遠くにとばしてミックスゼリーだかみかんゼリーだかを食べた。 あんなに悲しかったはずなのに、もうあの日食べたゼリーの種類も覚えていない。 一生忘れないと信じていたあの景色も、4年経つと、輪郭を失って''記憶''になってしまった。 あの日が始まりだった。 あの日から、景色が変わって見えた。 自分の生きている世界がどんなに汚いか。 生きているいうことがどんなに汚いか。 今が消えない感覚。 何も過去から進まなくって、未来なんてなくて
・あの日の言葉 「辛かったね」 そう言われて、涙が流れた。 「私がやらかしたから」 「私が上手くやれなかったから」 そう言う私に、新しいホームの職員さんは表情の色を落として、 「辛かったね」と、言った。 「辛かったね」の言葉を聞いた時、私は胸がいっぱいになって、ただ涙を流すだけで何も言えなかったけれど、あの時私は、きつい色をした過去の出来事や生活を、両手で優しく包んでもらえたような、そんな温かい気持ちになった。 「辛かったって思ってもいいんだ」 と、初めて自分の中の
ほしいものリストから、参考書やCDプレイヤーなど届きました。 英検のリスニングの対策をしたかったので、とても助かりました、、! 大切に使わせていただきます。
・ゴール 入院中に18歳を迎えた私は、安心していた。 「今日、死ななくていい。」 閉鎖された何も無い空間で、命を絶つ方法も思いつかなくて、 「死ねない。から死ななくていい。」 と、安心していた。 誕生日に死んでやる、と考えていた15歳の頃。16歳の誕生日は、やはり病院で迎えていた。 「あーあ死ねなかった。」 って、残念だった。 でも、「入院してる」という死ななくていい理由ができた気がして、暗い気持ちの中、どこか安心していた。 この世から離れたい人にとって、「ゴール」の日
3ヶ月間。世の中から隠れていた期間、私は透明だった。 透明な中で、他の人が見えないところで、 耐えて耐えて耐えて。 少しずつ世界が明るくなって。 変わって。変わらなくて。 進んで。止まって。 そんな日々を過ごしてたように感じる。 ここから先は、入院の経緯、入院前や入院中の心の中、入院中のできごと、これからのこと、自分のための記録として残しておくために書きます。 暗くて、救いがあるようなないような。 そんな内容なので、沈んでいる方、沈みそうな方には読むことをおすすめしません。
5月から入院し、今日退院しました。 メッセージをくださっていた方、ほしいものリストから送ってくださった方、本当にありがとうございます。
初診の日 「死にたくなるのはどんなとき?」 転院先の病院で聞かれた。 「過去のことを思い出して苦しいとき。」 そう言うと、症状にフラッシュバックという名前が つけられた。 「フラッシュバックは治るものだよ。」 と言われた。 無くなるものだなんて、治るものだなんて、思っていなかった。永遠に続く苦しさだと思っていた。 今も半分はそう思っているが。 フラッシュバックの対処法を知らずに記憶を掘り起こすのは危険だそうで、対処法をこれから教えていくね、と言って、その日にいく
私は自分を信じない。 信じられない。 信用しない。 信用できない。 私は他人を信じる。 信用する。 私を外側から見れるのは他人だけであって、自分で自分を外側から見ることはできない。 だから私の神様は、私の周りの人だ。 そう思っていた。 なのに。 気づいてしまった。 私は他人を信用できていない。 誰も助けてくれない。 誰も味方じゃない。 いつからか、そう思っていた。 私は他人を信じられていない。 自分を信じられず、他人も信じられない私には、神様がいない。 ふとし
眠れない夜を過ごしている人って、多いと思う。 明日が来るのが怖くて眠れない。 夜のこの時間が惜しくて眠れない。 昼夜逆転していて眠れない。 理由は様々だろうが、眠れなくて苦しむ人が少しでも楽になれたら。 今回は、私が孤独を感じた時、とてつもなく寂しいとき、余裕があればやっている事を、書いてみようと思う。 まずは まずは、病院で処方されている頓服薬などがあれば、飲んだほうがいいと思う。 飲んで、眠れそうなら眠る。 眠れない時は、無理に寝ようとしない。 1.温かいもの
自ら死を選ぶくらいなら。 嫌なことから逃げればいい。 嫌なことをやらなければいい。 学校に行きたくないなら休めばいい。 働きたくないなら働かなくていい。 人間関係が辛いなら関わらなきゃいい。 確かにそうかもしれない。 でも。 学校に行かず単位落とし、留年して、多く学費がかかって。 働けなくなって、お金がなくなって。 借金をして、返済しなきゃいけない額が膨れ上がって。 人との繋がりを切って、助けてくれる人がいなくなって。 そんな未来が待っていたら。 生きていく能力がなく
私に、はなまるをあげよう。 午前中のはなまるは、 朝起きたこと。 朝の薬を飲んだこと。 学校に行けたこと。 電車とバスに乗れたこと。 お昼ご飯を食べたこと。 午後のはなまるは、 文化センターの絵画教室に行けたこと。 石膏で作られた球体を集中してデッサンしたこと。 大きなカルトンを持って、歩いて帰ったこと。 今日を生きたあなたにも、大きな大きなはなまるを。
2020年を、覚えていますか。 2020年には、どんな記憶がありますか。 オリンピックが行われるはずだった年。 新型コロナウイルスが流行り出した年。 私はその年の秋、同じ中学の2人の後輩を亡くしました。 後輩と言ってもほとんど関わりはなく、名前も顔も覚えていません。 ただ、1人は私が幽霊部員として所属していた美術部の部員であり、私はこの出来事を、他人事として捉えることができませんでした。 2人が亡くなったことを伝えられた日に食べた果物のミックスゼリーの味を、私は忘れ