あの冊子のこと

某マタニティ雑誌の付録にあった夫用の冊子。

妊娠中の妻からそれを渡された僕は、とても複雑な気持ちになりました。

正確には、、、、

ブチギレそうになりました。
もし妊娠とは関係ない他の分野(例えば料理や、洗濯、旅行の計画等)で同じことをされたら、間違いなくブチキレていたと思いますね。


しかし、これを渡した妻が悪いとは思っていませんし、彼女への怒りではありません。

こういう冊子をなんの配慮もなく付録した、某マタニティ雑誌!某マタニティ雑誌よ!
俺はお前らに腹が立ったんだよ、ク〇が!!!

取り乱しました。


どういうことかというと、そこにはあまりにも低レベルな行動を取る夫への注意書きが書いてあって
一方的に妻目線での言い分がレクチャースタイルで書いてあったのです。

つまり、

料理でいうと、ちゃんと食べる人が美味しくなるように味を付けようね。みたいな。
洗濯でいうと、まずは水道から水が出るか確かめようね。みたいな。
旅行の計画でいうと、行先決めようね。みたいな。

その日まで、妻と一緒に綱渡りのような思いで妊娠と向き合ってきたつもりだった僕は、
このあまりにも低レベルな冊子が、妻の手から自分へ渡されたことが本当にショックだったんです。
私の目にはあなたもこう映ってますよ。と言われているようで。


冷静に考えてみると、雑誌側も売りたいわけですから、買い手、つまりは妻側が買いたくなるモノを載せるんですね。
それを手に取る様々な境遇の夫の気持ちは、気遣いの範疇には無いんです。


これは妊娠に限らずですが、
夫や妻に対するディスや不満をSNSに載せてバズってる方が沢山いますよね。それを軽率に自分のパートナーへ「これ見てみ」と展開するのには注意が必要です。

そこにあるディスや不満は、実際に伝えるとパートナーに対して修復不可能なダメージを与えるかもしれないので、
投稿している本人は本当は相手に伝えてないかもしれません。SNS上でネタにしてるだけかもしれません。

しかし、その先の「これ見てみ」は相手にあたかも自分の意見のように伝わることってあると思います。

・・・あると思います!

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