200日移動平均線を出来高1.5倍以上で上にブレイクした銘柄を監視して、上昇初期の波に乗ろう。トレンドテンプレートでのスクリーニング付き
条件を満たした銘柄のリストを作成して監視します。
毎日19時頃に、自動で転記されるように変更しました。
毎週土曜か日曜に、リスト内でトレンドテンプレートでスクリーニングした銘柄のチャートを更新します。
銘柄
記録条件
・200日移動平均線とクロスして200日移動平均線より高値で引ける
・出来高50日平均の1.5倍以上、もしくは2%以上の上昇である
・時価総額20億ドル以上である
・銘柄数が多いときは時価総額の降順に上位20銘柄とする
リスト
以下のスプレッドシートで公開しています
リストの活用
株価ステージ
参考図書の中では、株価は以下の4ステージに分かれると解説されています。ステージ2の初期で買うことが大切です。
ステージ1:底値圏
ステージ2:上昇局面(買い集め)
ステージ3:天井圏(売り抜け)
ステージ4:下落局面
監視
ステージ2の初期の銘柄を探すには、200日移動平均線を上にブレイクした銘柄を監視するのが効率的です。なのでスプレッドシートに記録しています。
買いタイミング
監視対象入り後に、即座に購入するのではなく、ダマシではないことやローリスクのタイミングなど見極めが必要です。
「ミネルヴィニの成長株投資法」には買い候補の条件がトレンドテンプレートとして記載されています。
トレンドテンプレート
株価は150日MAと200日MAより上
150日MAは200日MAより上
200日MAは少なくとも1カ月上昇トレンド
50日MAは150日MAと200日MAより上
株価は52週安値より25%以上
株価は52週高値から25%以内
IBDのRSが70以上、望ましくは90台
ベースを上に抜けつつあるとき、株価は50MAより上
出来高は上昇に時に多く、押し目の時に少ない
tradingviewの利用
手順
テンプレートを満たしているかチェックするには、tradingviewが便利です。また、MarketSmithなどの有料サービスを利用すれば、テンプレートを満たした銘柄を簡単に検索できたと思います。
エクセルの銘柄をテキストにコピーして保存する(1行1銘柄)→tradingviewの「リストをインポート」で保存したテキストを指定する。
インジケーターの公開ページを開き、お気に入りインジケーターに追加して利用してください。
テンプレートの条件を満たす数で背景の色を変えています。6個:黄色、7個:緑色、8個:青色です。黄色で仕掛け、緑色、青色で仕上げるイメージです。
例
$VRTX
左からステージ1、2、3(ほぼなし)、4と遷移しています。
その後、ステージ1がほぼなく、2021/12/01に出来高を伴い200日移動平均線をブレイクしました。
2021/12/22にトレンドテンプレートでも試しのシグナルがでています。
ブレイク後は、移動平均線や支持線を何回か試したり、移動平均線の追いつきを待つなどで、押し目やヨコヨコが形成されることが多いです。それまで待ち安全な時に仕掛けるのもいいかと思います。
$DDOG
少し昔ですが5月のブレイク時の画像です。52週高値安値を利用しますので、1年未満はトレンド判定ができないです。日足ではなく4時間足にチャートを変更するとトレンド判定ができます。
200日移動平均線の例ではないですが、利用方法として記載しました。
テンプレートの変更点
トレンドテンプレートから以下の点を変更しています。
7のIBD RSは、計算式が公開されていないため、近しい値になる式で代替し、75以上で条件を満たすとしています。
8のベースを抜けつつあるは、計算式で表現できないため、チャートを目視で確認します。
9の出来高は、過去1カ月の上昇時出来高 > 下落時出来高で代替しています。
追加条件として、5日移動平均線は20日移動平均線の上にあるを追加しています。
参考図書
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