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新幹線網羅おもちゃ計画

教室の生徒さんのお孫さんは2歳になったばかり。
とにかく新幹線が大好きだというお話。
私も大好き!
特に「はやぶさ」「こまち」「ドクターイエロー」
最新の「かがやき」もカッコイイ!

じゃあ、次の作品は新幹線にしましょう!ということで、
まずはサンプルの「はやぶさ」を作り始めました。
初心者の方なのではじめはフェルトで平面のものを作って、連結遊びのおもちゃを作る予定でした。
連結部分はお子さんの成長に合わせて、マジックテープ、スナップボタン、ボタンを使う、という作品。

けれど「さあ作ろう」と思った時、コットンで作りたくなったんです。

私のおもちゃの作品はコットンが多いです。
フェルトは色の選択が少ないことと、遊んでいたらケバだってきて劣化が早いのがおもちゃとして引っかかるんです。
ただ、フェルトのいいところは作りやすいところなので、手作りおもちゃの中心はフェルトです。
(実はそこが私のおもちゃの最大の弱点でもあります)

今回平面作品の予定で、2枚を縫い合わせるだけだから大丈夫だろうと、とりあえずコットンで作ることに。
上をターコイズブルー、下を薄手のグレイを縫い合わせて車体を作り、真ん中にショッキングピンクの刺繍糸3本をアウトラインステッチ。
次にドアの枠を黒の刺繍糸でバックステッチ、窓をフェルトを切って軽くボンドでとめて、たてまつりで縫い付けます。それを裏側も作ります。
そして車輪を4つ黒フェルト2枚縫い合わせて用意。連結の白フェルトを用意。

2枚を車輪と連結のフェルトを挟んで縫い合わせ、途中綿を入れて完成です。

実際出来上がってみると、遊んでる双子のことを思い出しました。
彼らは絶対、新幹線を立たせたいと思うはず。
何度も立たせようと挑戦して、落胆するはず。

だめだ、立たないと!
と、思い直し、そこにマチを入れて立体にすることを決意。
立体ものは得意じゃないんですけど、Adobeイラストレーターがなんとかしてくれました。

車輪も両側に必要なので4つから8つに変更。

立ちました!
コットン、可愛いです。手触りも持ちごたえもある!

これはシリーズ化したらどうだろう、と今考えてます。
「こまち」「のぞみ」「ドクターイエロー」「かがやき」「みずほ」・・・!

心配だったのが、電車の著作権はどうだろうということで、
調べてみると、
意匠権侵害という法律があって、これは「業として登録意匠及びこれに類似する意匠の実施をする権利を専有する」と規定されています(意匠法23条)。
つまり電車会社が電車を真似したらNGってことですよね。

おもちゃはどうかと言ったら
「旅客車」と「電車おもちゃ」では物品が相違、したがって、形態が同一であっても物品が非類似であり、「意匠非類似」ということになるということなので、オッケーということになります。

大丈夫とわかったら夢が広がってきました!
大きな日本地図みたいな布を作って、その上に新幹線を走らせてみよう!
路線に合わせて走らせると楽しいんじゃないかな!
双子も大興奮のはず。

生徒さんのリクエストから、こんな夢が広がってます。
出来上がったら創作対象に応募します!








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