#5 公共工事について(その4)

公共工事、ここでは土木工事の中でも「道路工事」を例に挙げてみます。

一般競争入札で落札「候補」になった道路工事の物件は、一週間〜数週間の期間に、自治体の発注者側で審査が行われ、その会社が落札する資格や実績があるか調べます。

大丈夫だとなると、その会社と契約となります。
契約後「着手」となり、ここから実際に工事が始められるまでに色々な準備が行われます。

この準備が非常に大変で、
・発注者と受注者との綿密な打ち合わせ
・道路使用や道路占用の許可申請
・埋設管の調査
・地先住民や店舗、マンション等への現場説明
・協力会社への見積もり依頼、発注、契約
・施工計画書の作成
・施工体制台帳や資材承認願いの作成
等々、やるべき事が数多くあります。

通常、この過程を現場代理人(社長の代理として、現場を運営する人)や監理技術者・主任技術者が、1〜3名くらいで行います。

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