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#538【ブロックチェーンとは何か?】

みなさんは、
「 ブロックチェーン 」
という言葉を聞いたことは
あるでしょうか?

書店に並んでいる本の
タイトルや見出しで見た

ネットやSNS、動画サイトの
タイトルで見た

おそらくは、多くの人が
こんな感じだと思います。

NFTの購入など
実際にブロックチェーンの
技術にふれた人は

まだ、それほど多くは
ないでしょう。

今回は、そんな皆さん向けに
ブロックチェーンの
基本についてお話します。

=====

ブロックチェーンとは、
情報を安全に守る技術
のことです。


例えば、
お金を送るときには、

銀行がその取引の履歴を
管理しています。

しかし、
ブロックチェーンでは、

銀行のような
中央管理者がいなくても、

取引の履歴を
安全に管理できます。


ブロックチェーンでは、
取引の履歴を

「 ブロック 」という
単位で管理し、

それらのブロックを
つなぎ合わせた

「 チェーン 」
というものをつくります。


このチェーンは、
一度作られると、

誰も変更することが
できないため、

情報の改ざんを
防止することが
できるのです。


例えば、
お金を送る場合には、

その取引情報を
ブロックに記録し、

そのブロックを
チェーンに加えます。

すると、その取引情報は
不正に改ざんされる
ことがなく、

安全に送金することが
可能となります。


ブロックチェーンは、
お金の送受信だけでなく、

さまざまな情報のやり取りに
使われています。

例えば、商品の履歴を
ブロックチェーン上に
記録することで、

その商品がどこで作られ、
どのようなルートで
配送されたかを

正確に確認することが
できるのです。

もちろん、仮想通貨は
ブロックチェーンで取引する
代表的なものです。

=====

そのほかにも、
ブロックチェーン技術を
つかった代表的なシステムは、

DAO(分散型自治組織)や
DeFi(分散型金融)などが
あるのですが、

みなさん方にとって
一般的な活用例として
紹介したいのが、

NFT(代替不可能なトークン)
です。

NFTとは
ブロックチェーンを利用して、

デジタルのコンテンツの
オリジナル性や所有権を
証明するもので、

今、もっとも注目度の高い
取引の一つといえましょう。


従来の仮想通貨は、
すべて同じ価値で
交換可能です。

つまり、
1枚のビットコインは、

別の1枚のビットコインと
同じ価値があり、
交換することができます。

一方、NFTは、
基本的に別のNFTと
交換することはできません。


例えば、NFTは、
デジタルアート作品、音楽、
ビデオ、ゲームのアイテムなど、

あらゆる種類の
デジタルコンテンツに
適用することができます。

NFTを持つ人は、
そのデジタルコンテンツの
オリジナルの所有者であり、

他の人がコピーしても、
本物の所有者とは
みなされないのです。

=====

このように、
ブロックチェーン技術には

これまで実現できなかった
さまざまな可能性があります。

今、ブロックチェーン技術に
触れることになった人は
まだまだ、

アーリーアダプター
= 新しい技術や製品を
早期に導入し利用する人

だといえるでしょう。

今日からさっそく
仮想通貨やNFTを入口にして

ブロックチェーン技術に
触れてみませんか?

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