【休職奮闘記】長引いてしまった休職までの空白期間
正式な休職から二日目。
ざっくり休み初めてからは3週間。
なぜ、こんなに間が空いてしまったのか。
最近、いろいろな人のnoteで、休職にちて書かれたのを読んでいる。
みんなが記録にいろいろ残してくれたおかげで、僕も勇気が出る。
僕もどれくらいみんなの力になれるかはわからないが、体験を残すことによって、みんなの力になれたらいいな、と考えて記事を発信していきます。
そもそも異変は5年前から
6年ほど前から、僕は毎日日記を書いています。
日記を書き始め、ちょうど5年くらい前の日々に「眠れない」という単語が頻出するようになりました。
今思えば、このあたりから休みをとらなくてはいけなかったと思う…
寝つきがよくても中途覚醒がはじまったり、うまく自分の感情をコントロールできなくなった(イライラや後先考えずに衝動的になる)のが約5年前でした。「考え方がよくない」「働き方がよくない」自分ではわかっていたものの、何を変えれば良いかわからず、2年間大学院に進学し、学び直すことにしました。
大学院でよりいっそうひどくなった不眠
大学院進学後は「仕事も辞めて無給なんだから、頑張らないと意味がない!!」と、環境の良くない格安学生寮に入り、論文を読みまくり、学生の頃以来のバイトもはじめ、慣れない仕事の傍ら、睡眠時間を削って勉強をしていました。
毎日毎日、自分を追い込み、周囲の人も遠ざけてしまうくらい。
石川弁で言うと「がっぱになる(とんでもなく一生懸命)」の、まさに典型でした。
そうした日々のせいか、さらに睡眠の中途覚醒は頻発し、夜中の散歩がルーティン化するという、とんでもない状況になっていました。
その頃2年間のnoteは、自分で書いているけど、自分じゃないみたい。
ほんと、眠れなかった。
眠れない夜は、ひたすら歩きながらしんどさを分析する。
「なんで俺はこんなにダメなんだ」と、とことん否定したら
一周回って自分を肯定し直す。
でも案外、「教師」という仕事をしてからは、毎日がそうだった。
たいしてまともな人間ではない自分が教師になるのだからと、ずっと、自分を否定して、でも肯定して、混乱して、感情が消えて。
喜んでいても、喜んでいない。そんな日々が多かった。
ここ数年の記憶が、なんか薄いと感じる。
だから
「どうやって教壇に立っていたんだろう??」
って、数週間前の感覚もない。
今は復職どころか、自分の中身がすっかりなくなってしまった感じ。
熱く語ったり、自信をもって指導していた?自分は何だったんだろう。
みなさんの記事を読んでいると、「復職したいな」って感覚も自然と湧くみたいやし、焦らずに休もうとは思う。けど、不安感は否めない…
ぶっ倒れてから「いい人」が抜けきらず…
1月の中旬にぶっ倒れてから、病休をとるまでは
「なんとか出勤できないか??」
という、職場からの声に「ん~」と、悩み続ける日々となった。
何もかもに様々な好条件を提示してくれたが、結局、僕は毎回毎回それを拒み続け、余計に心労がたまってしまった。
「自分の気持ちを大事に!」とは言うものの
「病休をとったら将来が大変だよ」
「ここで頑張ればさらに人として上に行けるよ」
「あと2か月、子どもたちを…」
うちの業界は、世間的にも有名なくらい人手不足でして。
こんなふうに「なんとか!」と、様々なことを言ってもらえると、もう休むことへの罪悪感とか半端ない。
中には、本当に僕のことを思って言ってくれていることもあるし、感謝でいっぱいではあるのだけど、休もうとしている人たちは、ただでさえ頭がいっぱいいっぱいなわけなので、もうこの頃には「休むのも嫌!」と思い始めました。
結局僕は
あいまいな返事→次に会うときに断りを入れる
というサイクルを繰り返してしまい、3週間もかかるに至ったのです。。。
ちなみに、今は休んでいますが、なんだか気持ちもすっきりしません。
職場に在籍しながら休むって、結局そんなものなのかもしれませんが。
まだまだ、毎日迷走中です。
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