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あの日々の私にご報告

秋は収穫と味覚の季節。

先日、久々に実家に帰省しました。
感染症の世の中になって以来だから数年ぶり。

懐かしい人に会い、懐かしい場所に行って、懐かしい食べ物を味わい、懐かしい手土産を持って帰ります。

知人に貰ったサツマイモ。

3品種くらい混ざってる。聞いたけど忘れちゃった。

箱いっぱい持ち帰った甘柿。

秋は味覚の季節。信州も地元も、美味しい味覚であふれています。

ずっしり重い箱ごと車に積んで帰った甘柿を、いつもお世話になっているご近所さんに配りました。
そして自分がわらしべ長者と呼んでいる現象通り、リンゴやお野菜のお返しがいまキッチンに並んでいます。傷まないようにそれぞれ包んで保管。

柿の品種を聞いてきた農家さんに即座に答えられず「柿と言えばこれだったから、甘柿としか。。。」とあいまいにごまかす私。優しいご近所さんはそうかそうかと笑って、続けて「ネギは好き?」と聞いてきます。「大好きです!」と答えたので、きっと近いうちに甘くて少しネバっとしたネギが来ます。

ちょうど良い距離で見守り合う地域。
徒歩圏内にコンビニもない田舎は合う合わないも良し悪しも人それぞれなので、誰にでもオススメってことではないけれど。

今回の帰省で改めて実家から離れるしかなかった自分の身の上も思い知らされて、つらくてもどうにか生きていればこんな風にのどかで季節の味を受け取る暮らしができていますよと、あの頃の小さな自分にご報告でした。

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