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須佐神社と稲佐の浜。悪縁切りの代償。出雲の旅ファイナル

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翌日、

「稲佐の浜」を経由して、「須佐神社」まで参拝した。

稲佐の浜は、あの「因幡の素兎」の伝説の場所である。

この場所は、

よく観光雑誌などで取り上げられているため、

さほど期待していなかった。

「既視感」は、時に、
現物を見てからの「失望」にもなり得るから。

でも、稲佐の浜は違った。

その日は最高の天気だった。

砂浜に降り立ち、
そびえ立つ岩場に近ずく。

誰もいない、平日の稲佐の浜。

この岩場を独り占めにした感覚。

「神様、ありがとう」

気持ちよすぎて、浄化、浄化、浄化。

私は海が好き。

海はその海水のエネルギーが、
人間の負のエネルギーを浄化してくれる。

この稲佐の浜は、

「浄化力MAX」

だった。

「因幡の素兎」

の「回復する」エピソード。

あれは、
「人間の身体を清め、回復させる場所」
という意味が込められているんだと感じた。

稲佐の浜に癒され、
次に向かったのは、
須佐神社。

車で1時間くらい?進んだだろうか。

今度は山奥。

とても原始的な雰囲気のする神社。

大木。

そして、むき出しのエネルギー。

山の奥でないと、暴れまわってしまうからかも。

すごく静かな場所に、厳かに広がるエネルギー。

そういえば、

私がこれまで一番信頼していたスピリチュアルカウンセラーは、

私のことを、

「スサノオですね」

と言っていた。

曰く、エネルギーがそっくりだと。

荒ぶる魂。

荒御魂。

確かに。

でも、成長していくに従い、
「大国主」のエネルギーが好きになっていったと思う。
荒ぶるのはもう内側だけでよい。

大国主様のような、穏やかで静謐だけれど、
大きなおおらかなエネルギーに憧れる。

だから、今回の須佐神社は、
少し今の自分が合うエネルギーとは違うと感じた。

でも、
「元気がない」
「前向きになれない」
「エネルギー低下中」
という人には

「喝!」

をくれる良い場所かもしれない。

そんな原始のむき出しのエネルギーを感じ、

須佐神社をあとにした。

その日、私は
歌手の竹内まりやさんの親族が経営する
「竹野屋」に宿泊した。

なんとも「氣」が良い場所だった。
ご飯も美味しい。

とても疲れたが、心は満ち満ちていた。

こうして、長年待ち望んでいた、出雲への旅は、

あっという間に終わりを告げた。

行ったあと、
色々と嫌なことも多く起きた。

おそらく、「毒出し」だったと思う。

ある深く関わったスピリチュアルカウンセラーとの「強制リセット」が断行された。

それは、ご縁の神様が、
「悪縁を切ってくれた」
のだと思う。

しかし、ある程度の代償があった。

「根も葉もない噂話」「誹謗中傷」「人格攻撃」

「見えない攻撃」から身を守るために、

神様にお守りいただくように頼んだ。

この時に非常にお世話になったのが、

出雲大社でいただいた「祝詞」であった。

私は身を守るようにその祝詞を唱えていた。

以降、私は出雲大社でいただいた「お言葉」を、
家のみえるところに貼り付け、
ピンチの時はその言葉を口に出すようにしている。

おかげさまで、

「大難は小難に」
「小難は無難に」

今年、また出雲大社にお礼参りに行く予定だ。

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